頑張れ、コアラ捜索犬
森林火災の豪州を4歳のスパニエル犬がゆく
2020年1月17日(金) ロイター
森林火災で甚大な被害の出ているオーストラリアで、同国を象徴する動物のコアラが犠牲になっている。
傷ついたコアラを探し出し救助するため、4歳のイングリッシュスプリンガースパニエル犬のメス「テイラー」は今日も、野山を駆ける(ナレーションなし)。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200117-00010005-reutv-asia
オーストラリアで、コアラ捜索犬「テイラー」が活躍中だ。
ドッグトレーナーのライアン・テートさん
「テイラーと私は3年前に、コアラの捜索を始めた。豪東海岸のあちこちで活動している。テイラーは、コアラの被毛やふんを嗅ぎつけるよう訓練されている」
森林火災の被害が広がる豪州で、4歳のスプリンガースパニエルは全力を尽くす。
焼けた茂みを捜索し、傷ついたコアラを探し出している。
「テイラーはこれまでに、火災現場で8匹を探し出した。安全な地域にいると確認されたコアラもいれば、治療のため専門病院で保護されたコアラもいる」
昨年9月の火災発生以来、豪州では28人が亡くなったほか、10数億匹以上の動物も死亡した。