初対面の犬に絶対NGな『挨拶の仕方』5選
2019年11月5日(火) わんちゃんホンポ
1.いきなり近づく・いきなり触る
道で可愛い犬を見つけたときに、触れ合いたいと思っていきなり犬の近くまで寄ることがある。
そういった経験はありませんか?
もし心当たりがある場合は、NGな挨拶の仕方といえるでしょう。
犬は人間よりも警戒心が強い場合が多く、初対面の人と触れ合うときは相手がどんな人物なのか分からないので、特に警戒しやすいといえます。
おそらく、あなたも見知らぬ人にいきなり至近距離まで近づかれると、「この人どんな人か分からないから怖い」と不安・警戒の気持ちが芽生えることと思います。
犬も同じなのです。
フレンドリーな犬は別となりますが、ほとんどの犬はいきなり見知らぬ人に近づかれると、「何をされるのか分からないから怖い」と感じやすく、警戒されやすくなってしまいます。
特にいきなり近づいて触るのは絶対NGといえるでしょう。
警戒心を解かないまま触ろうとすると犬の警戒心をMAXにしてしまいますので、犬は自己防衛のためにあなたを噛んでしまう可能性が高くなってしまいます。
初対面の犬と挨拶をするときは最低でも1M、なるべく2Mほど距離をとりながら、優しく話しかけるなどして少しずつ警戒心を解いてあげるようにしてあげてくださいね。
2.犬の真正面に立つのはNG
私たち人間同士で挨拶をするときは、相手の真正面に立って挨拶をすることが多いですよね。
ですので、犬と挨拶をするときにも当然のように真正面に立って触れ合おうとする人は多いと思います。
しかし、初対面の犬と触れ合うときに真正面に立つのはNGの挨拶の仕方となるので要注意です。
なぜなら、真正面に立つことで犬に威圧感を与えることになってしまいますし、犬の前方に立つことで逃げ道を防ぎやすくなってしまうので、警戒心を和らげにくくなってしまうからです。
ですので、触れ合うときは犬の斜め前の位置にしゃがんであげましょう。
斜め前にしゃがんで犬と目線を合わせることで威圧感や警戒心を和らげることができますよ。
3.目をジッと見つめるのはダメ
可愛い犬を見るとついつい顔や目をジッと見つめてしまいたくなりますよね。
しかし、目をジッと見つめるという行為は、犬の世界では『敵意がある』『ケンカを売っている』という意味になりますので、初対面の犬と仲良くなりたいのでしたら目をジーっと見つめないようにしましょう。
肩や鼻の辺りを見て視線をずらしてあげると安心感を与えやすいといえますよ。
4.はしゃぎながら接する
ぬいぐるみのような可愛い犬を見つけるとついテンションが高くなって、そのままはしゃぎながら犬と触れ合うことってありませんか?
実はそういった行動も犬にとってはNGな挨拶の仕方となるので気をつけましょう。
はしゃぎながら犬と触れ合うときは無意識で大げさな表現をしてしまいやすくなるので、いきなり動いたり急に大きな声を出したりしやすく、その結果犬をビックリさせてしまい怯えさせたり警戒心を与えたりしてしまうことが多いのです。
おそらく犬は「この人ビックリさせてくるから怖い」と感じていることでしょう。
犬にストレスを与えてしまうことにもなりますので、触れ合うときは落ち着いた態度と大きすぎない声で接するようにしてくださいね。
5.犬の頭上から触る
初対面の犬を触るときに、犬の頭上から触るのはNGな触り方となります。
犬の頭上から触ろうとする行為は、犬からすると見えない場所からいきなり触られることとなり、ビックリしたり警戒心を与えたりすることになってしまうからです。
まだ心を許していない相手と触れ合っているときに、いきなり見えない場所から触られると驚いたり怖がったりしてしまうのも無理はありませんよね。
ですので、初対面の犬を触るときは犬から見える場所を触るようにしてあげてくださいね。
ちなみに、触る場所はあご周りや肩の辺りをさわってあげるのがおススメですよ。
まとめ
今回は犬と挨拶をするときにNGとなる行為をご紹介しました。
簡単にいいますと、犬に警戒心や不安を与えたりビックリさせたりする行動はNGといえます。
また、犬と触れ合ったりオヤツをあげたりするときは、初めに飼い主に許可を得ることがマナーとなりますので「触ってもいいですか?」「オヤツをあげてもいいですか?」と聞くようにしましょう。
道で出会った可愛い犬と仲良くなれると良いですね。
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