トイレ材「紀州ネコ砂」 取扱店を募集 ワンニャン会
2014年7月8日(火) AGARA 紀伊民報
和歌山県田辺市天神崎のNPOワンニャン会(中本宣子代表)は、同市龍神村の間伐材で作られたネコのトイレ材「紀州ネコ砂」の商品を扱ってくれる店などを募っている。
諸経費を引いた販売収益が同会に寄付される。
ワンニャン会は野良猫の避妊・去勢手術費の補助、里親探しの支援、学校での動物愛護学習や犬との触れ合い活動への協力などをしている。
「紀州ネコ砂」は龍神村の土木会社経営、川口明久さん(54)が地元産のスギやヒノキの間伐材を使って開発した。開発には同会も協力している。
販売元は田辺市中万呂の「KWカンパニー」で、2・5リットル入り500円。
システムトイレ(すのこ式トイレ)用。利用者からは「消臭効果が高い」などの声があり、リピーターもいるという。現在は同会の事務局のほか、田辺市下万呂のペット用品の店「ぶひぶひ田辺店」、同市東山1丁目のレストラン「シームーン」などで扱っている。
同会は「和歌山のネコ砂ができてうれしい。広めていきたい」と話している。