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坂上忍さんが語る、愛犬13匹との暮らし

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坂上忍さんが語る、愛犬13匹との暮らし 「困っていたら、うちにおいで」

2019年1月1日(火) sippo(朝日新聞)


坂上忍さん

千葉の自宅で13匹の愛犬と暮らす坂上忍さん。
俳優・タレントとして多忙な日々を送るなか、犬との暮らしを最優先にした生活を貫いています。
13匹と暮らすことになるまでの経緯や思いを聞きました。 

――自他ともに認める「犬好き」ですね。
今でこそたくさんの犬と暮らしていますが、実は一度、「失敗」しているんです。
20代の頃、ペットショップで一目ぼれして犬を飼い始めたのですが、仕事の忙しさなどを理由に世話をしなくなり、結局、知人に譲ってしまいました。
その犬が亡くなったことを知らされた時、ひどく後悔しました。
面倒を見切れなかった、愛情を注いであげられなかった・・・と。
それからはずっと「自分はペットを飼ってはいけない人間だ」と言い聞かせていました。
でも、いつかはあの時の失敗を取り返したいという思いもありました。
そんな時、ペットショップで売れ残っていたチワワに出会ったのです。
今、我が家の長男になっている「佐藤ツトム」です。

 ――今は保護犬を含め、総勢13匹に。
「困っている犬がいたらうちにおいで」という気持ちでいたら、いつの間にかこうなりました。
出会い方で、強く印象に残っているのは、4番目にやってきた「森田パグゾウ」です。
リードを買おうとたまたま入ったペットショップで、1匹だけ明らかに小さい犬がいました。
ほかの犬からいじめられていたようでした。
耳はかじられてギザギザ、店内はにおいがきつくて劣悪な環境・・・。
放っておけず、「治療代を払うから、引き取らせてくれ」とお願いして、連れて帰りました。
責任を持って動物と暮らす以上、「みとり」という悲しい別れを経験することもあります。
そんな時、もちろん悲しいのですが、僕は、この子が亡くなったぶん「もう1匹救える」と考えるようにしています。
「最期まで飼いきることのできる人」は、犬をきちんと飼える資格を持っているようなもの。
ペットロスで苦しむ気持ちもよくわかります。
でもそういう人こそ、次に保護犬を迎え、幸せな犬を増やしていってほしいと思います。

フルネームで名前つけると覚悟が生まれる
 ――名付けが独特ですね。
皆に名字と名前を付け、呼ぶ時は「さん」や「君」付けです。
飼い主とペットという関係ではなく、対等な、親と子のような関係でありたいと思っているので。
フルネームを付けることで「同じ命として尊重する」覚悟が生まれるとも感じています。
以前に失敗したように「付き合い方を間違えちゃだめだぞ」と、自分に戒めているんです。

――多数のレギュラー番組を抱えるなかで13匹の世話。苦労も多いのでは?
今日も、日の出とともに起きて犬の散歩に行き、ご飯を食べさせ、それから仕事に来ました。
これからすぐに家に帰って、また散歩です。
でも、犬の世話も含めて「家のことをきちんとできる人間」でなければ、真っ当な仕事をするとかいう以前の問題として、人としてダメだと思うんです。
朝起きて、散歩して、それで皆が健康なウンチをしてくれる。
それで、「あ、今日も仕事行っていいのかな」という気分になれるんです。

 ――犬たちに合わせて、生活も変えられたとか。
犬中心ですからね。
千葉県に引っ越したのも、犬たちのためです。
今の場所に住むようになって、犬にとって土や草がどれだけ大切かを思い知りました。
散歩の際の犬のテンションが、東京都内でアスファルトの上を歩く時とは全然違います。
ほかにも家の中を滑りにくい床にしたり、隣の土地を買ってドッグランにしたり。
とにかく、犬にいい環境を追求しています。

動物との暮らしで失敗も すべて隠さず伝える
――10月からの新番組では、動物と人間の共生をめざす「どうぶつ王国」作りに取り組んでいます。
年齢的にも、僕が今以上の頭数を飼うことはできないと思っています。
だからこそ、自分の周囲だけではなく、なるべく多くの動物を救えるような環境が作れないかと、番組を通じて考えています。
動物と暮らすことは簡単じゃありません。
実際、失敗も多いです。
番組ではそれを隠さずにきちんと見せることで、動物と関わる人間の意識が変えていけたらいいなと思っています。
時間も労力もお金もたくさんかかると思います。
それでも、僕が死んでしまった後も、きちんと「王国」が存在し続ける仕組みを残していきたい。
それが今の目標です。



坂上忍、“14男坊”に保護猫迎える 13匹の愛犬は「すぐに受け入れてくれた」

 2019年1月7日(月) アメーバニュース



俳優の坂上忍が5日に更新した自身のアメブロで、14番目に招き入れた“猫”を紹介した。
たくさんの犬を飼っていることで知られる坂上は、この日のブログで猫を紹介。
保護猫だといい、このタイミングでの紹介になったことについて、愛犬たちとうまくやっていけるかどうかの「トライアル期間を経て・・・了解を得たから」と説明した。
続けて更新したブログでは、13匹の愛犬に続き、14男坊となる猫の名前は「山本ちくわ」と紹介。
坂上が聞いたところによると、生まれてすぐに、捨てられていたところを保護されたようで、当初は、骨と皮で生きているのが不思議なほどの体重だったという。
その後「ボランティアさんの愛情の元.....。少しずつ、少しずつ力を取り戻し.....。物怖じしない性格的にも、我家ならアリなんじゃないかと.....。お話を、頂戴しまして.....。」と、経緯を振り返る坂上は、実際のトライアルについて、「ただ、これが驚いたことに.....。なんの問題も、なかったんですよね。」と報告し、「なにより、お兄ちゃん達が偉かった。ちっちゃいってことが、よかったんですかね。図々しくジャレて来るちくわを、すぐに受け入れてくれたんです。」とコメント。
そして、「ほんとうに、最後の子でございます。」というと、「あとは、「坂上どうぶつ王国」で建設する.....。保護施設作りに.....専念。まぁ、そちらの方でも.....。ワンちゃんの保護から始めるわけですが、ゆくゆくは.....。当然、猫ちゃんだったり.....。他の動物ちゃん達も、引き取ることになるとおもいますので.....。」と構想を明かすと、改めて「ほんとうにほんとうに.....坂上家としては最後の子でございます。」とつづった。
6日の更新では、「わたしは、もともと猫派でした。」明かす坂上は、「子供の頃から、家にはずっと猫がいた。人間に依存する犬よりも、勝手気ままな猫の方が好きだった。」と説明するも、「それが、気がつけばワンちゃんだらけの生活に.....。もはや、ワンちゃんだろうが猫ちゃんだろうがって感じ。それぞれの癖があって、それぞれの愛らしさがありますからね。」と目を細めた様子でつづった。
最後に坂上は「我家へ、ようこそ。」とちくわの写真を公開、「ウチに来たら、大丈夫。たくさんお兄ちゃんがいるけれど、み~んな優しい子達だから。」とつづり、ブログを締めくくった。

 
画像は坂上忍オフィシャルブログから


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