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犬を上回ったニャン

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犬を上回ったニャン
猫ブームで逆転、952万匹

2017年12月23日(土) 日刊県民福井



ペットフード協会(東京)は22日、2017年の全国犬猫飼育実態調査で、猫の推定飼育数が1994年の調査開始以来初めて、犬の数を上回ったと発表した。
国内の犬猫の飼育数に関する大規模調査は他になく、日本の二大ペットを巡る逆転劇は話題となりそうだ。
同協会は「犬は(動物愛護法改正による規制強化で)繁殖業者が減り、価格が高騰している」などと背景を分析。
犬を飼わない理由として「十分に世話ができない」との回答が多く、猫に比べて手間がかかるイメージも影響したとみられる。
調査によると、飼育数は犬が892万匹、猫が952万6千匹。
犬は2014年には971万3千匹だったが、3年連続で減少。
一方の猫は900万匹台でほぼ横ばいに推移し、今回は昨年より約22万匹増えた。
CMや本で人気を集めるなどの“猫ブーム”もプラスに働いていそうだ。
協会は「犬の減少傾向は当面続くだろう」としている。
家庭で過去10年間に飼育された犬と猫の平均寿命は、犬が14・19歳、猫が15・33歳だった。
ペットの高齢化は続いており、今後、高齢ペットの介護問題などの深刻化も懸念される。
1匹を生涯飼うのに必要な経費は、犬が約160万円、猫は約108万円と算出した。
調査は、ペットフードを製造・販売する企業の業界団体である同協会が毎年、インターネットで実施。
20代から70代の5万人以上から得られた回答を基に、飼育数を推計した。


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