Quantcast
Channel: 動物たちにぬくもりを!
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3575

わんこの湯

$
0
0

人気温泉スポットに誕生した“わんこの湯”

All About

秋、旅行のシーズンには温泉にでもつかりたい気分になってきます。
でも、犬を連れては行けない・・・とお悩みの方へ。
人気温泉スポットに誕生した、犬用の温泉をご紹介します。
執筆者:大塚 良重



わんこIN 露天風呂“わんこの湯”


露天岩風呂は小型犬も安心の大きさ。
泉質は隣の“ほったらかし温泉”と同様、アルカリ性単純泉で、関節系や皮膚疾患、慢性消化器疾患などに効能あり。
山梨県にある人気温泉スポット“ほったらかし温泉”をご存知でしょうか?
標高700mに位置し、目の前に富士山、そして甲府盆地を望む絶景のロケーションの中、天然温泉の露天風呂を楽しめることで知られています。
晴れた日であれば、満天の星空が、旅の気分をロマンチックに演出してくれます。
年間45万人もの人が足を運ぶという、この日帰り温泉である“ほったらかし温泉”のすぐ隣に、今年の4月、犬用の温泉“わんこの湯”(運営:グリーンハート筑紫野)がオープンしました。

効能は?

周りは木々に囲まれた自然豊かな場所。

「“ほったらかし温泉”の湯を引いてきてありますので、効能も同じく、関節痛や、運動麻痺などの神経疾患、慢性消化器疾患、皮膚疾患、疲労回復、健康増進などに効果があります」
“わんこの湯”代表:山嵜挂三朗さん)
泉質は、アルカリ性単純泉。硫黄泉に比べると、刺激があまりないそうで、皮膚疾患を持っているコや、肌の弱いコにも向いた泉質ということになります。

温泉客の要望から生まれた“わんこの湯”
そもそも、“ほったらかし温泉”には、愛犬連れで訪れる人達が多かったとか。
しかし、犬専用の施設はなかったことから、飼い主さん達が温泉を楽しむ間、犬達は車の中でお留守番というケースが多く、季節などによっては特に、犬の様子が気になって、ゆっくり温泉を楽しむこともできないという状況があったようです。
そうした飼い主さん達から、「犬を安心して預けられるようなところはないのか?」といったような要望があり、当初、犬の預かりを目的とした施設が作られました。が、折角の“ほったらかし温泉”の湯を使わないのももったいないと、犬用の温泉施設も作られることになりました。
お風呂は、露天岩風呂。
1.5m×3m、深さ25cmで、小型犬でも安心して入れる大きさになっており、飼い主さんも一緒に足湯を楽しむことができます。

温泉水を利用したシャンプーもOK
大型犬と小型犬とに分かれて使用できる二面のドッグランもあり。自然の地を生かしたドッグランも、ただいま建設中。
露天岩風呂の横には、二面に仕切ったドッグランもあり(10m×10m)。
温泉を楽しむ前後に、遊ぶこともできます。

また、温泉水を利用したシャンプーもできます。
トリマーさんが常時いるので、トリマーさんにお任せすることもできますし、セルフシャンプーもOK。温泉水効果で、洗った後の被毛はふわふわになりますよ。
旅先で、遊び過ぎて汚れちゃった、なんていう時にも、こういうセルフシャンプーを利用してみるのもいいのではないでしょうか。

お預かり、宿泊も可能
飼い主さんが温泉を楽しんだり、近隣の観光をしている間のお預かりもしてくれます(20頭まで)。
近くにある大型ホテルとの提携もできているので、飼い主さんがそちらに宿泊の時には、夜も犬を預かってくれます。
その際には、スタッフも施設内に泊まることになっているそうで、それなら常に人の目があって安心ですね。

利用条件
この“わんこの湯”を利用するにあたり、予約のようなものは必要ありません。
ただし、ワクチン接種の証明書(または、そのコピー)を持参してください。
その他は、飼い主さんのマナーとモラルに任されています。
秋が深まると、山々も紅葉で綺麗に染まってきます。
秋に、どこかに愛犬連れで出かけてみようと思っている方には、選択肢の一つとして、“わんこの湯”、いかがでしょう。
【写真提供】
わんこの湯


Viewing all articles
Browse latest Browse all 3575

Trending Articles