宮本亜門氏に聞く「不幸な犬や猫をゼロに」
2017年9月22日(金) 日テレNEWS24
ニュースのポイントをコンパクトにまとめた「深層NEWS ここにフォーカス」。
22日は、生後8週間は犬や猫の販売を禁止する「8週齢規制」によるペットの保護について、不幸な犬や猫をゼロにする運動の呼びかけ人で演出家の宮本亜門氏に聞く。
だいぶいろんな研究家が世界中で調べた結果、いまアメリカ・イギリス・フランス・ドイツでは『8週齢』まで子犬を生まれた環境から引き離すことを禁じるという『8週齢規則』というものが法令で定められている。
ところが日本はなぜ1週間そう(短く)なってしまったかというと、あるところから反対意見が多くて。
(生後8週間は)一番かわいい時期ではないんですね。
お店で売るにはムクムク、顔の方が大きくてちょっとパタパタしているぐらいの方が売れるんですよ。
だってかわいいじゃないですか。
一見かわいいんだけど、その子の奥にはフラストレーションがたまっていることが多いというか。
我々人間が犬と猫を守ることができるかできないかは、全て人間の責任であり、それこそが本当の精神が問われるというか、文化度が問われるというか。
犬は吠(ほ)えるもの、噛(か)むもの、野獣とかそういう風に思わないで、犬と猫は人間と共に生きてきた、とても大切な家族なんですと理解していただけるとうれしいですね。
※BS日テレ「深層NEWS」9月21日放送分より。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170922-00000083-nnn-soci