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ブーケの代わりに保護施設の仔犬を抱いた花嫁(米)

ブーケの代わりに保護施設の仔犬を抱いた花嫁(米)

2017年9月19日(火) Techinsight

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仔犬を抱いて挙式した花嫁(画像は『Inside Edition 2017年9月17日付「Woman Replaces Bouquets at Wedding With Rescue Puppies:‘They Were a Huge Hit’」』のスクリーンショット)

結婚式といえば、花嫁やブライズメイド(花嫁介添人)が持つ美しいブーケも式を豪華にするアイテムの一つだ。
しかしこのほど、ブーケの代わりになんとも可愛らしい仔犬たちが結婚式を盛り上げた。
『Inside Edition』や『The Dodo』などが伝えている。

米アイオワ州プレザントビルに住むサマンサ・クラークさん(23歳)は、ブーケの代わりに仔犬を抱いた花嫁とブライズメイドの写真を写真共有ウェブサイト「Pinterest(ピンタレスト)」で見て、自分の挙式のアイデアを思い付いた。
「最初、私が飼っている3匹の犬を同行させたいと思っていました。でも3匹にはすでに温かい家と愛があります。それならば保護施設の犬たちを参加させることで、新しい飼い主が見つかる手助けになればと思ったんです。」
サマンサさんはアイオワ州を拠点に活躍する救済保護団体「A Heinz57 Pet Rescue and Transport」に連絡し相談した。
ハリケーン「ハービー」の影響を大きく受けたテキサス州ヒューストンに飛び、今月初めに96匹の犬と5匹の猫を保護したばかりだった同団体は、サマンサさんのアイデアに快く承諾した。
9月9日の挙式当日、サマンサさんとブライズメイドたちは生後6週間~8週間という仔犬たちを抱いてバージンロードを歩いた。
ブーケの代わりにおとなしく抱かれた仔犬たちは、多くのゲストの心もがっちりと掴んだようだ。
さらに仔犬たちは、ウエディングフォトの記念撮影にも参加した。
サマンサさんは施設に引き取られたペットたちに新しい飼い主を見つけてあげることがどれほど大切であるかをゲストの前で語り、同団体スタッフのジェイミー・スコットさんも式に参加できなかった犬たちのプロフィールや写真を載せたファイルが置かれた特別なブースを用意し、ゲストらに紹介した。
「予想を超えて大成功となりました。ブライズメイドたちは仔犬を抱くことをとても喜んでいたし、仔犬たちもセレモニーの間はおとなしく、しっかりとブーケの役割を果たしてくれていました」とサマンサさんは話している。
この挙式の後、団体にはゲストらから多くの里親希望の問い合わせがあったそうだ。
またセレモニーに参加した仔犬たちも、現在は新しい飼い主に迎えられる準備が整っているという。
このニュースを知った人々からは「可愛い!」「施設のペットたちのことを考えるなんてユニークでとてもいいアイデアだね」「私の結婚式も同じことがしたい!」「仔犬たちがセレモニーの主役になっちゃったね」「花より仔犬の方が絶対いい」といった声があがっている。
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)


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