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NHKドラマ10「ブランケット・キャッツ」

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ドラマ10「ブランケットキャッツ」





愛、たりてる?
猫、たりてる?

新しい飼い主を見つけるため、ブランケットと共に2泊3日でトライアルされる7匹の「ブランケット・キャッツ」。猫の飼い主探しをする謎の家具店店長と、幼馴染の獣医師が、猫を通じて人々の人生に小さな光を灯します。
重松清の傑作短編小説集「ブランケット・キャッツ」のドラマ化。 

原作者のことば・・・重松清
十数年前に書いた作品が、「いまの物語」として生まれ変わりました。エイジングされた原作がどんなふうにみずみずしく料理されているのか、うれしさと照れくささを胸に抱きつつ、視聴者の一人として、思いきりワクワクしながら、オンエアを待っています。

脚本のことば・・・江頭美智留
犬は人間に付き、猫は家に付くとよく言われます。
確かに猫は環境の変化を嫌いますが、 決して人間に付かないわけではありません。
むしろ、人の気持ちをとても敏感に察知する生き物です。
子供の頃から何匹も猫を飼ってきて、今も二匹の猫と生活を共にする私が言うのですから間違いありません。
母と喧嘩をした時、仕事で落ち込んだ時、体調を崩した時、飼い猫がどんなふうに私たちを癒やしてくれたのか、思い出しながら心を込めて描きました。
多くの視聴者に猫の優しさが届きますように。

演出家のことば・・・大谷太郎
「7匹の猫の物語を撮るんだ」と仕事仲間に言うと「大変だね」「猫って言うこときかないでしょ」と誰もが言ってきます。
実際、撮影現場で猫に演出することは不可能でした。
それでいて猫たちは最高の演技をしています。
しかも猫は何も語ってはいません。
それでいて猫は観る者に雄弁に語りかけてきます。
さらに猫は撮影している自分に「どこまで粘れるの?」と試してきます。
「これ以上無理」と諦めかけた瞬間、猫は思いもよらない表情を見せてくれます。
正直に言うと演出の拙さを猫たちが救ってくれました。
そしてこれは猫が運ぶ小さな奇跡の物語。
撮影を終え気づいたことは、物語そのものが撮影現場でも起こっていたということです。
次はきっと皆さんの番です。
猫たちの小さな奇跡が届くこと間違いありません

プロデューサーのことば・・・松本明子
原作を初めて読んだ時、重松さんならではの物語の魅力を感じつつも、果たして映像化できるのか?猫は演技してくれるのか?と不安でした。
撮影が始まってすぐそんな不安は吹き飛びました。
主演の西島さんをはじめとする素晴らしいキャスト、可愛い猫たち、丁寧な作品作りをするスタッフの皆さんのおかげで、“今日もどんな奇跡が見られるのだろう” と毎日ワクワクしました。
猫が陽だまりでくつろぐように、観た後、心がぽかぽかと温かい気持ちになってもらえたら幸いです。

制作統括のことば・・・土屋勝裕
猫カフェで取材をしている時に、取材の間じゅう私のそばに寄り添ってくれた猫がいました。
本当に猫には人を癒やす力があると感じました。
金曜日の夜に一週間の疲れを癒やしてくれる猫たちを見て、リフレッシュして頂ければ幸いです。
もちろん、主演の西島秀俊さんはじめ、豪華ゲストの皆さんのドラマも必見です。
笑って泣いて、ちょっと心が軽くなるドラマ、ぜひ御覧ください。



放送予定・スタッフ
【放送予定】
2017年 6月23日(金)スタート
総合 毎週金曜 よる10時 <連続7話・49分>
再放送:総合 毎週木曜 午前0時10分(水曜深夜)
【出演】
西島秀俊、吉瀬美智子、島崎遥香、唐田えりか、酒井美紀、美保純 ほか
(第1話ゲスト) 蓮佛美沙子
【原作】重松清
【脚本】江頭美智留
【音楽】得田真裕
【主題歌】矢野顕子「Soft Landing」
【演出】大谷太郎(アックスオン)、本多繁勝(アックスオン)
【プロデューサー】松本明子(アックスオン)
【制作統括】土屋勝裕(NHK編成局コンテンツ開発センター)、池田健司(アックスオン)

第1話「身代わりのブランケット ・ キャット」

BSプレミアム:2017年6月23日(金)よる10時
【再放送】総合:2017年6月29日(木)午前0時10分(水曜深夜)



椎名秀亮(西島秀俊)は、小さな家具の修理工房を経営しながら、妻(酒井美紀)が残した七匹の猫たちの新しい飼い主を探していた。
秀亮の幼馴染で、近くの動物病院の院長藤村美咲(吉瀬美智子)は、妻の死から立ち直ろうとしない秀亮を心配し、診療時間中でも秀亮の様子を覗きに来ていた。
ある日、祖母(佐々木すみ江)が大切にしていたロンロンという猫に、そっくりな猫を探しているヒロミ(蓮佛美沙子)という女性が訪ねてくる。
秀亮はヒロミの家が猫を飼うに相応しい家かどうか見極め、猫をヒロミに預ける。
愛猫との再会を喜ぶ祖母は、ヒロミの婚約者と会いたいと言い出すのだが・・・。



西島秀俊がネコの演技力に驚嘆「動物は家族の一員」

2017年6月14日(水) 日刊スポーツ


会見に出席した左から島崎遥香、西島秀俊、吉瀬美智子、蓮仏美沙子

俳優西島秀俊(46)が14日、都内で、主演するNHK「ブランケット・キャッツ」(23日スタート、金曜午後10時)の会見に共演の吉瀬美智子、島崎遥香、初回のゲスト出演者の蓮仏美沙子と出席した。
妻を事故で亡くした家具の修理屋を営む男性が、妻の飼っていた猫の新しい飼い主を探しながら、そこで出会う人々の人間模様や優しさを描く。
西島は「出演者ですが、心にジーンとくる物がありました。悪い人は出てきません。癒やされてください」とPRした。
また、「猫は話しかけるとなくんです。台本を読んでいるんじゃないかと思うほど猫の演技がすごくて不思議でした」と撮影の印象を紹介した。
また「動物は家族の一員」とも。
吉瀬は「獣医師の役でしたが、猫の口をうまく開けられず、苦労しました。1度目に見た時、自分の演技のダメだしばかりしてましたが、2度目に見た時に感動して泣けました。10年、20年、30年たってもいい作品と思える」。
また「猫と一緒の西島さんがかわいく見えます」と笑顔を見せた。
動物看護師を演じた島崎は「小学生の夢が獣医師だったので、この話をいただいた時、絶対にやらせてくださいという思いでした」。
また、「アレルギー反応がでるので、猫の近くにいけず寂しかった。かわいくて近くにいたいのに悲しくなりました」と語った。
蓮仏は「西島さんはいつも基本、凶悪な敵と戦っているイメージでしたが、放送開始1秒から猫に翻弄(ほんろう)されていて、安心しました」と笑った。


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