2017年6月20日(火) 日刊県民福井
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「猫小屋」に放火、1匹ひげ焼く
器物損壊疑いで小浜署が捜査
2017年6月20日(火) 福井新聞
放火された発泡スチロールの猫小屋(左)=19日、福井県小浜市
福井県小浜市の建物の裏に猫小屋として置かれていた発泡スチロールが放火されたことが19日、関係者の話で分かった。
猫1匹がひげを焼いており、この際に被害に遭ったとみられる。
猫小屋は、地域住民が協力して管理する「地域猫」の住まいとして設置されていたもの。
小浜署が器物損壊容疑などを視野に捜査している。
2011年から同市を中心に野良猫の保護活動をしている「若狭地域猫の会」の知原初美代表は「下手したら死んでいた。こういうことをする人は許せない」と憤りをあらわにしている。
関係者によると放火されたのは高さ約30センチ、横約20センチ、幅約40センチの発泡スチロール1個。
猫小屋として二つ積み重ね置いてあった。
13日朝、付近の事業所に勤める男性が出勤した際、一つが半分に溶けているのを発見した。
12日夜以降に放火されたとみられる。
焼けた小屋の中に、ボーガンの矢のようなものが置かれていたという。
猫小屋に住んでいたのは飼い主のいない雄猫2匹。
同会が去勢手術を施している。
付近住民がえさをやるなど世話をしていた。
知原代表は「2年ほど前から小屋内を水浸しにされるなどしていやがらせを受けていた」と話していた。
以 上
小浜市川崎地区においては、私は過去においても何度か虐待めいた出来事を耳にしています。
また、日本全国においても猫の虐待事件はたびたび発生し後を絶ちません。
元を絶たないと(元栓を締める)このような事件は繰り返し発生し更に度を増してきます。
野良猫対策、不幸な猫を無くすために官民一体となって対策をとっていかないと解決しません。
「殺処分ゼロ」とか「野良猫に避妊去勢費用助成」とか表面的なことではなく、根本的な要因を無くすために取り組まなければならないと思います。
今回の事件を機に「福井どうぶつネットワーク」としてもメンバー全員で具体策を構築していかなければならないと思います。