犬と猫の食用禁止に、罰金最高90万円 台湾
2017年4月12日 (水) AFP=時事
おりに入れられた犬。韓国・原州で(2016年4月27日撮影)
【AFP=時事】
台湾で12日、犬や猫を食用とすることを禁止する改正案が議会で可決された。
違反者には最高25万台湾ドル(約90万円)の罰金が科される。
台湾の議会は、犬や猫の肉の消費、購入、所持を禁止する法案を可決した。
また動物を殺したり虐待したりした場合には、最長2年の禁錮刑、罰金200万台湾ドル(約720万円)が科される。
改正案を提出したワン・ユーミン(Wang Yu-min)議員は、「台湾が動物愛護の先進社会であることを示した」と述べた。
他の一部アジア諸国と同様に、台湾でも数十年前までは犬肉が日常的に食べられていた。
今では非常に珍しくなったが、近年でも犬肉を販売する店が存在する。
台湾では動物虐待のケースが相次いで報じられたことで市民から激しい怒りの声が上がり、規制強化を求める声が強まっていた。
【翻訳編集】 AFPBB News
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犬・猫の食用禁止(台湾)
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