大けがを負った柴犬「すみれ」について
2016年10月14日
秋の日差しが心地よく、実りの季節を迎えております。
すみれも暑い暑い夏を元気に乗り切り、清々しい秋の天気の中、預かりかあさんとの散歩を楽しんでいます。
現在は、特に治療も必要もなく、2週間に1回の定期的なリハビリに通っている状況です。
大怪我から半年が過ぎ、精神的にもかなり落ち着いてきました。
すみれのグッズ販売へのお問い合わせをいただいておりますが、群馬わんにゃんネットワークではすみれのグッズは一切販売しておりません。
今後も販売の予定はありませんので、どうぞご了承くださいませ。
本をご購入いただいた皆様から応援のお言葉をいただき、ボランティア一同活動の大きな励みになっております。
皆さまの温かいお心遣いに感謝の気持ちでいっぱいです。
すみれへのご支援のお問い合わせもいただいておりますが、現在特別な治療も必要が無いため、これまでお寄せいただいたご寄付で十分な医療ケアを受けさせる事が出来ております。
そのため、すみれへのご寄付は受付を一時終了させていただいております。
すみれの本の収益で、群馬わんにゃんネットワークに入りました金額は、全額保護犬、保護猫の医療費に使わせていただきます。
『怪我さえしなければ・・・』と私達は時々後ろを振り返ってはため息をつきますが、すみれ自身は、毎日美味しくご飯を食べ、今ある自分を受け入れて元気に過ごしています。
本当に魅力的なわんこです。
引き続き、群馬わんにゃんネットワークのボランティア一同、すみれがより良き状態を保てるように全力で考えていきたいと思っていますので、温かく見守っていただけますようよろしくお願い致します。
NPO法人 群馬わんにゃんネットワーク
理事長 飯田有紀子
里親募集 お家を探そうプロジェクト
迎え入れてくれるあたたかい家族募集中!
No.D1608-021 仮称 すみれ
・年齢 (推定)5~6歳
・体重 約8.8kg(7/19現在)
・去勢・避妊 済(H28年2月4日)
・ワクチン 狂犬病 済(H28年5月26日)、混合ワクチン5種 済(H28年1月14日)
・健康状態 健康診断 済、良好
H27年12月28日 検便異常なし
H28年2月4日 乳腺腫瘍除去(良性)
H28年4月9日 断脚・断尾手術
フィラリア陰性・予防薬投与中
・所在地 群馬県高崎市
《特徴》
すみれは左側の前足・後ろ足としっぽがありません。
大怪我を乗り越えて元気になったすみれは、いつも明るい笑顔でみんなを癒してくれています。
断脚・断尾後も自ら歩くことを覚え、現在は家の中では右足だけで好きな場所に移動でき普通に生活しています。
ぎりぎりまで尾を切ったため、排便・排尿のタイミングが取れないことがあり、時に失敗することも有りましたが、大体朝晩の散歩時にできることが多くなり、現在は失敗することも少なくなりました。
明るいすみれですが、今後も精神的、身体的両面のリハビリやケアを実施していただくことでより良い状態になって行くと思います。
柴犬の割に誰にでも愛想が良く、好奇心旺盛ですが、静かにストレスを溜め込むタイプのため、静かな環境でのんびりと過ごさせて下さるご家庭が理想です。
今後は、残っている2本の足に負担がかからないような装具も考えていかなければなりません。
切断した方の2本の足も筋肉が落ちないよう、定期的なリハビリ運動が効果的です。
大きな障害を背負ってしまったすみれですが、いつも前向きで頑張る姿に勇気をもらっています。
食事はドライフード・缶詰を1日2回、与えています。
※お留守番が少なく(半日程度まで)、小さなお子様のいらっしゃらないご家庭を希望します。
※階段の上り下りは負担になりますので、一軒家の持ち家にお住まいの方にお願いしたいと思います。テラスや庭があり、昼間はひなたぼっこが出来れば最高です。
※先住のわんちゃんがいないご家庭を希望します。
※現在特に治療は必要ありませんが、必要に応じてリハビリの通院も考え、自家用車を所有しているご家庭を希望します。
《経緯》
高崎市動物愛護センターからの譲渡委託の犬です。
NPO法人「群馬わんにゃんネットワーク」
群馬県の犬猫収容ゼロを目指して
私たちが目指すのは、「殺処分ゼロ」ではなく、「収容ゼロ」です。
飼い主、犬猫、地域の人々の共生を目指して、適性飼養に関する啓発、避妊去勢手術の推進、犬や猫を迎えてくれる「あたたかい家族」をさがすプロジェクトなどを行っています。