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このままじゃ殺処分54匹の猫、飼い主が苦情で退去(北海道)

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このままじゃ殺処分 54匹の猫 飼い主が苦情で退去 北海道

2016年10月29日(土) 北海道新聞


引き取り先が見つからなければ殺処分される猫たち

飼い主探して奔走
北海道砂川市内の賃貸住宅で飼われてきた大量の猫が、飼い主が今月末で退居となるのに伴い、行き場を失っている。
飼い猫は54匹で関係者が引き取り先探しに奔走しているが、なお30匹近くの譲渡先などが決まっていない。
このままだと殺処分を免れず、動物保護ボランティアらは新たな飼い主などを探している。

保健所でも預かれず
関係者によると、近隣住民から排せつ物などによる異臭の苦情を受けた大家と飼い主が話し合い、自主退居することになった。
全ての猫を飼える転居先が見つからず、滝川保健所で預かれる数ではないことなどから、退居までに引き取り手のなかった猫は殺処分されるという。
空知総合振興局は「見過ごすわけにはいかない」と10月中旬、個人で動物保護のボランティアをしている滝川市のこぼりまみさんに引き取り手探しを依頼した。
これに呼応し、砂川市も引き取り希望者を受け付ける臨時窓口を設けた。

「天寿を全うさせたい」
28日午前までに20匹の新たな飼い主が見つかり、猫の保護活動をするNPO法人「猫と人を繋(つな)ぐツキネコ北海道」(札幌)が5匹を預かり譲渡先を探してくれることになった。
残る約30匹は1~15歳で「おとなしく、人になれた猫ばかり」(こぼりさん)という。
こぼりさんは「11月以降にも新たな飼い主を探すため、猫を保護する場所を貸してくれるだけでも構いません。猫の本来の寿命を全うさせてあげたい」と話している。
(和賀豊)


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