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犬や猫の劣悪な飼育規制へ(環境省)

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犬や猫の劣悪な飼育規制へ ケージの大きさなど数値で

2016年10月30日(日) 朝日新聞

犬や猫を劣悪な環境で飼育・展示する繁殖業者やペットショップが問題となっているため、環境省は今年度中にも専門家らによる検討会を立ち上げる。
ケージの大きさなどを具体的な数値で規制する「飼養施設規制」の導入を目指す。

欧州先進国では、犬や猫を飼育するために檻(おり、犬舎)やケージを使う場合、必要な広さを具体的な数値で定めているが日本にはそうした規制が一切ない。
ペットショップやフードメーカーなどで作る団体の2016年調査では、繁殖のために飼育されている犬は国内に推定約23万匹。
7割以上がケージで飼われている。
環境省では、すでに有識者への聞き取り調査を開始しており、今年度中にも獣医学の専門家らによる検討会を立ち上げる。
「狭い施設のなかに多数を詰め込むような悪質な飼育状況を改善したい」(動物愛護管理室)とし、動物愛護法の次の見直し議論が始まるとみられる来夏までに規制導入の道筋をつけたいとする。
環境相の諮問機関である中央環境審議会の動物愛護部会は12年に動物愛護法を改正する際、「現状より細かい規制の導入が必要」とし、飼養施設規制の導入を促す報告書を提出している。
(太田匡彦)


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