「フンが迷惑、駆除できればと」“野良猫を毒殺“・・・札幌の会社員 書類送検
9月16日(金) 北海道文化放送
今年3月、札幌・白石区で猫が化学物質により中毒死した事件で、警察は39歳の男を動物愛護法違反の疑いで16日書類送検しました。
この事件は、札幌・白石区川下の住宅街で、今年3月、野良猫1匹が口から泡を吹いて死んでいるのが見つかったものです。
警察によりますと、猫を解剖した結果、有害な化学物質「エチレングリコール」で中毒死したことがわかりました。
警察は今年5月に出頭してきた、札幌・白石区に住む会社員の39歳の男を動物愛護法違反の疑いで16日書類送検しました。
調べに対し男は、「猫のフンで迷惑してた。猫が駆除できればと思ってやった」と話していて、エチレングリコールを購入し、えさに混ぜ数回にわたって猫に与えたということです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160916-00010001-hokkaibunv-hok
“ふんで迷惑”猫に有害物質
2016年09月16日 NHK北海道
ことし3月、札幌市白石区で有害な化学物質を混ぜたエサを与えて野良猫を殺したとして、近所に住む39歳の会社員の男が「動物愛護管理法」違反の疑いで書類送検されました。
書類送検されたのは、札幌市白石区の39歳の会社員の男です。
警察によりますと、男はことし3月下旬、札幌市白石区の自宅の敷地内で、猫1匹に有害な化学物質のエチレングリコールを混ぜたエサを与えて殺したとして、動物愛護管理法違反の疑いがもたれています。
エチレングリコールは、主に車のラジエーター内を循環させる液体として使われていて、摂取すると吐き気やおう吐を引き起こす有害な化学物質です。
男は警察の調べに対して、「野良猫のふんに迷惑していた。自宅のまわりにおけば猫が近づかなくなると思ってやったが、死ぬとは思わなかった」などと供述し、容疑を認めているということです。
男の近所ではことし2月から3月にかけても不審な状態で死んでいる猫が5、6匹見つかっていて、警察はこの男が関わった疑いが強いとみています。