古民家で猫とくつろぐ ガラス越しに飲食もできる猫カフェ
2016年9月8日(木) sippo(朝日新聞)
子猫たちと遊ぶ親子
猫たちと触れ合えるカフェ「くつろぎ古民家 まめ猫」が、兵庫県篠山市南新町にオープンした。
共同経営者の女性2人は「広い家で猫とゆったりくつろげます」。
県によると、「猫カフェ」開業に必要な第一種動物取扱業の登録をした店は丹波地域で初めてという。
経営者は尼崎市の中町結紀さん(53)と大阪市の渡部いくこさん(52)。
猫好きの中町さんは3月まで西宮市の福祉施設に勤めていたが、自然豊かな篠山で猫カフェを開こうと決意。
築90年の木造2階建て民家を購入し、高校の同級生で篠山市に親類がいる渡部さんが経営に加わった。
飲食しながらガラス越しに猫が見られる
9匹は和歌山県内の犬猫愛護団体から譲り受けた。
成長した4匹は保護された捨て猫で、子猫5匹は団体の施設で5月に生まれたきょうだい。
5匹の母猫「さつきさん」をはじめ、「ぐり」「ぐら」「ふう」「らい」といった名前が付けられ、9匹を「社員」に見立てた社員帳も閲覧できる。
店内は8畳二間の猫の部屋と喫茶室がガラス窓と戸で仕切られ、喫茶室で猫を見ながら飲食。
猫の部屋に自由に出入りでき、「猫じゃらし」などのおもちゃを使って猫と遊べる。猫の部屋は床暖房や防臭効果のある壁などを使い、清潔で快適な空間にしたという。
1時間1200円(1ドリンク、お菓子付き)。
ランチも始める予定。
営業は午前11時~午後7時(火曜定休)。
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