今日は8月15日 終戦記念日
1945年8月14日、政府はポツダム宣言を受諾し、翌15日の正午、昭和天皇による玉音放送によって日本が無条件降伏したことが国民に伝えられました。
これにより第二次世界大戦が終結したのです。
内務省の発表によれば、戦死者は約212万人、空襲による死者は約24万人。
1963年から毎年、政府主催による「全国戦没者追悼式」が行われ、正午から1分間、黙祷が捧げられています。
あまりにも多くの死傷者を出して悲しみと絶望感を生み出してしまった戦争。
今年は終戦から68年目になります。
戦争で命を落としたのは人間ばかりではありません。
動物園の猛獣類は、空襲で逃げ出すと危険だからと処分され、馬や犬は戦地に駆り出されました。
終戦とともに、人間は着の身着のまま自分を守ることで精一杯で、馬や犬は戦地に取り残され日本に戻ってくることはできませんでした。
「犬の消えた日」のDVDを是非観てください。
上野恩賜公園動物園、餓死させられたゾウ、毒入りのエサを口にせず、毒を注射しようとしても皮が硬くて注射針が刺さらない。
このためゾウたちにエサを与えず餓死させたのです。
「ゾウのはな子」のDVDを是非観てください。
また、軍用品や毛皮、食料の資源として、ウサギや犬が国に差し出されました。
数え切れない多くの動物たちが人間が行った戦争の犠牲になりました。
この悲惨な戦争を風化させてはいけません。