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浅草の動物カフェ、外国人客に人気

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浅草の動物カフェ、外国人観光客に人気(東京)

2015年10月22日 朝日新聞


ウサギを抱いて記念撮影する外国人客(右)。日本の友人と来店した=台東区

「うさぎカフェ」に「鳥カフェ」。
動物と触れ合える浅草のカフェが人気だ。
インターネットや口コミで広まり、店を目当てに浅草にやって来る外国人観光客も多いとか。
動物たちと来店客に会いに行った。

東武浅草駅の北改札口近く。
5階建てビルの1階入り口に英語で店名が書かれた看板がある「ウィズ・バニー 浅草店」。
「人懐こくて、かわいいね」。
観光で来日したオーストラリア人の大学職員、マイケル・シージールスキーさん(26)はウサギにほおずりしながら目を細めた。
「ウサギを抱けるなんて驚いたけど、とても楽しいよ」。
日本の友人の紹介で店を訪れたという。
ウサギを抱いて記念写真を撮っていたポーランド人の大学生、ユリア・ベルナルドさん(21)は「インターネットで見つけた。ポーランドではこんな体験できません」。動物が大好きという。
2013年7月に開店。
1~5階の全フロア(各約20平方メートル)と屋上が店舗で、3階の展示スペースでは8種計26匹がケージに1匹ずつ入れられている。
どのウサギもおとなしく、甘えるように手をなめてくる。
店の売りはウサギとの触れ合いだ。
抱っこ、写真撮影、餌やりがセットの基本プランは3千円。
個室でウサギと遊べる飲み物付きのオプションもある。
多い日は約200人が来店するという。
外国人客の割合は、開店当初の約3割から、昨年は約7割、今年は約9割に。
「ウサギは野生の動物。なついて触れるなんて信じられない」と話す外国人客も多いという。
川岡智之社長(26)は「ここまで増えるとは予想外で、驚いています」と話す。
店頭看板の表示を「うさぎカフェ」から「バニーズ・テーマ・パーク」に変えると、一気に外国人客が増えたという。
「友人のフェイスブックで見た」「ホテルで他の外国人に勧められた」・・・。
来店のきっかけはインターネットや口コミ情報がほとんどだ。
オーストラリア人が最も多く、カナダや北欧、シンガポールなどからも来るという。
つくばエクスプレス
浅草駅近くの「鳥のいるカフェ 浅草店」は昨年3月にオープンした。
約20坪の店内には、フクロウやインコ、タカなど約40種、計約100羽の鳥がいる。
「カフェ」だが飲み物はペットボトルの販売のみ。
1時間1500円で「鳥と触れ合える」がコンセプトだ。
オーナーの明渡隆祐さん(37)によると、3年前に開いた木場店(江東区)が外国のテレビ番組で紹介され、フェイスブックでも話題に。
外国人の予想外の好反応を見て、外国人観光客の多い浅草に2店目をオープンしたという。
観光ガイドやホテルの紹介で来る客も多く、外国人客の割合は3~4割を占める。
明渡さんは「開店以来、客足は順調です」と話した。
 


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