犬猫殺処分 広島県が最多
2013/06/25 中国新聞
広島県内の四つの動物愛護施設が2011年度に殺処分した犬と猫が計8340匹に上り、都道府県で最多だったことが環境省のまとめで分かった。
野外で繁殖する犬猫が多いためで、引き取りの有料化などにより抑制効果は出ているものの、動物愛護団体は「殺さないための努力をさらに進めるべきだ」と訴える。
ただ10年度に都道府県最多だった大阪府は20・7%減の7428匹、ワースト2だった愛知県も27・4%減の6665匹になった。
大阪府は6年前から病気やかみ癖がなく、いったん譲渡すると決めた犬は飼い主が決まるまで保護する。愛知県は、県内全域で引き取りを有料化。
それらの効果が働いたとみる。
両府県が大きく減らす中、ワースト3だった広島県が最多となった。
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犬猫殺処分 広島県が最多
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