2015年5月6日(水) 福井新聞
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猫の殺処分減らせ 12都道県でモデル事業、環境省
2015/4/25 日本経済新聞
環境省は25日までに、本年度から実施する犬猫の殺処分削減のモデル事業に12都道県の13自治体を選んだ。
自治体が引き取った犬猫の広域譲渡や地域にすみ着いた野良猫の対策を進め、全国で年間10万匹を超える犬猫の殺処分を最終的にゼロにすることを目指す。
モデル事業は来年度まで実施し、終了後に成果をまとめて全国の自治体に配布する。
ペットが迷子にならないよう、飼い主の情報を記録したマイクロチップ装着を促す事業は昨年度から先行実施しており、本年度も継続する。
新事業では、譲渡希望者の多い静岡県に対し、犬の引き取り数が多い茨城県から子犬の提供を始めるほか、長野市は犬猫の飼い方について無料相談窓口を開く。
環境省によると、2013年度に全国の自治体が引き取った犬猫は約17万6千匹。
うち約12万8千匹が殺処分された。
〔共同〕