公園猫128匹殺さず不妊手術
2015年3月24日(火) 琉球新報
沖縄県総合運動公園にいる猫の不妊去勢手術が1~7日まで実施された。
どうぶつ基金(兵庫県芦屋市)の「さくらねこ無料不妊手術事業」を活用して本島内で初めて行われ、期間中に施術された128匹が公園内に戻された。
同公園内には飼い主のいない猫が増加しており、公園利用者の餌やりなどで繁殖するケースもある。
県などが野良猫対策の一環で殺処分することなく、自然減を目指すTNR(Trap Neuter Return)で事業を行った。
TNRは捕獲し、不妊手術をして元の場所に戻す方法。
捕獲には県内の動物愛護団体、琉球わんにゃんゆいまーるが協力した。
手術は基金が対応し、術後1~2日を保護した後、捕獲した場所に戻したほか、一部は飼い主探しも実施した。
ゆいまーるは「今後は公園内でも捨て猫が増えないように、民間でパトロールしていきたい」としている。
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公園猫128匹殺さず不妊手術
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