「言うこと聞かずにイライラ」
前日に預かったばかりの保護猫を殴り死なせる 20代の男を書類送検
2023年5月26日(金)
琉球放送
一時的に預かっている保護猫2匹を殴って死傷させたとして、5月25日、20代の男が書類送検されました。
動物愛護法違反などの疑いで書類送検されたのは、うるま市に住む20代のホテル従業員の男です。
警察によりますと、男は去年2月、正式な譲渡に向けて自宅で預かり飼育をしていた保護猫2匹を素手で殴るなどして死傷させた疑いが持たれています。
猫は生後3か月から4か月のオスの兄弟で、1匹は内臓を損傷するなどおよそ6か月の大けがで、もう1匹は動物病院に運ばれたあと死にました。
男は保護猫の里親になる意思表示をして、正式譲渡に向けた一時預かり飼育を前日に始めたばかりでした。
男と連絡を取っていた飼い主が不審な点に気づき、警察に「猫を暴行している人がいる」と相談したことで事件が発覚しました。
警察は猫の解剖結果や男に任意で話しを聴くなど調べを進め書類送検しました。
男は調べに対し「(猫が)言うことを聞かなくてイライラしたから殴った」と容疑を認めていて、警察は余罪も視野に調べを進めています。
県内の猫の殺処分数は2017年度の1254件から、2021年度には401件に減少していますが、こうしたなか今回の事件が起きました。
里親に応募して子猫2匹を死傷の虐待の疑い
ホテル従業員を書類送検 沖縄・石川署
2023年5月26日(金)
(写真:琉球新報社)
石川署は25日、うるま市の自宅アパートで生後約3~4カ月とみられる子猫2匹を繰り返し殴打するなど虐待して死傷させたとして、動物愛護法違反と器物損壊の容疑で、うるま市のホテル従業員の20代男性を那覇地検沖縄支部に書類送検した。
「けがをさせたり、死亡させたりしたことに間違いない」と容疑を認めている。
石川署によると、男性は動物の保護活動などをする女性の交流サイト(SNS)で里親募集に応募した。
子猫2匹の預り飼育を始めた当日、2匹に暴行を加え、骨折や内臓損傷のけがを負わせた疑い。
異変に気が付いた女性が2匹を病院に連れて行き、県警に相談した。
男性は自宅で2匹のほかに引き取った数匹の猫を飼育していたという。
署は詳しい経緯を調べている。
送検容疑は2022年2月3日午後8時ごろから翌午前0時ごろにかけて、うるま市の自宅で猫2匹を死傷させた疑い。
SNS上でのペットの里親募集などには絶対に関わらないでください。
SNSが便利だから・・・とかで、ブームになっていてこのような問題が多発しており非常に危険です。
(byぬくもり)