猫に必要な『運動量』の目安とは?室内運動の方法3選を紹介!
2023年1月26日(木)
◆運動不足のサインは?
明らかに肥満してきた場合は運動不足でしょう。
短毛種は丸みを帯びてくるので見てわかりますが、長毛種は豊かな被毛で見た目は変化が無く、抱っこをして初めて(重いな…)と感じ、体重増加に気が付く場合が多いかもしれません。
その他にも、身体を動かしたくなって意味もなく急に運動をし始めたり、イタズラをしたりする場合も。
逆に、好奇心が減少し、好きなおもちゃに反応が無くなったり、グルーミングが異常に増えたりする場合もあります。
◆猫のタイプをチェック
猫種や猫の性格、日常の行動から運動量を決めましょう。
大まかに考えると短毛種の方が長毛種より、活動的な性格の方がおっとりタイプより運動量が多く必要なようです。
長毛種でもノルウェージャンフォレストキャットやアビシニアンの長毛種であるソマリ、長毛も短毛も存在するマンチカンなど、運動が大好きな猫もいますので、日々の行動からチェックしてみてください。
◆必要な運動時間とは?
猫の瞬発力は大変に素晴らしいのですが持続力はあまり無く、長距離系ではなく短距離派です。
活発な猫は1日に30分を目安に例えば朝昼晩に10分を3回、おっとり気味のタイプは5分を3回で合計1日15分ほど遊ばせると良いでしょう。
横座りをし始めたら猫の疲れたサインですから終わらせましょう、程々が大切です。
若齢の子猫や高齢の猫は1日に5〜10分ペースで2回ほど遊びましょう。
子猫は遊びたがりますが疲れないように、高齢の猫は怪我の危険性があるので刺激を与えるような感覚で運動に興味を持ってもらいましょう。
1.人間との遊び
野生とはいえ人間と暮らしていると一緒に遊ぶ時間を楽しみにするようになります。
猫の好きなタイプのおもちゃを選び、上下運動や直線ダッシュ、ジャンプができるよに誘導しましょう。
追いかけっこや隠れんぼの好きなタイプもいます。
2.独り遊びを楽しみに!
直線ダッシュのできるスペースや上下運動のできる場所を作って一人で遊べるようにしましょう。
キャットタワーもしくは棚などの家具段差を使い上下運動を独りでできるようにします。
人間の見ている場所では一人でおもちゃ遊びをしてもらうのも大丈夫ですが、誤飲する危険性が高いので留守中は片付けるようにしてください。
3.食べる前に遊ぶ!
人間には遊んでいるように見えても猫にとっては立派な「狩り」です。
元々猫は野生時代、お腹が空けば狩りをして獲物を捉え食べていました。
そのために食事の直前に遊ぶと、より興奮して集中します。
すぐに食べられないよう、ご飯やおやつを隠す遊びも猫に好まれますし、貴重な運動時間を確保できます。
◆まとめ
猫に必要な『運動量』の目安とは?室内運動の方法3選を紹介!についてお伝えいたしました。
室内で暮らす猫にとって、人間との生活が全てです。
本当は広い地球ですが、大事な愛猫に危険な思いをさせず、安全の中で過ごさせるのは大事なことですが、裏を返せばそんな生活は猫にとって「刺激が少ない」とも言えます。
猫が興味を持てる遊びを提供できるように、我々も頭を柔軟にして考えたいですね!
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