ミニチュアダックスフント、さらに19匹捨てた夫婦を追送検
…妻「高齢犬で需要ない」
2022年10月15日(土)
ペットのミニチュアダックスフント9匹を捨てたとして北九州市の夫婦が動物愛護法違反容疑で逮捕された事件で、福岡県警は14日、他に19匹を捨てた疑いで、夫婦を同法違反(遺棄)容疑で福岡地検小倉支部に追送検した。
北九州市内で保護されたミニチュアダックスフント(北九州市動物愛護センター提供)
同市のほか、宗像市、岡垣、苅田両町では5~8月、ミニチュアダックスフント計57匹が保護されており、県警はいずれも夫婦が捨てたとみている。
追送検されたのは戸畑区、無職の男(49)、妻(45)で、7月12、13日、同区や岡垣町などの公園や空き地に19匹(雄16匹、雌3匹)を遺棄した疑い。
2人は容疑を認め、妻は「インターネットで飼い主を探したが高齢犬で需要がなかった」と供述している。
保護された犬は譲渡されるなどして、全て飼い主が見つかったという。
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