ご長寿犬猫 訪問介護でお世話します
2014.10.22 動物ニュース
■札幌の動物看護師が訪問介護
獣医療の進歩でペットの高齢化が進み、老後のケアの需要が高まる中、札幌市北区の動物看護師青山ともみさん(40)が今月、ペットの訪問介護事業所「ぴりかのもり」を始めた。
犬や猫、ウサギが対象で、依頼先を訪問して床ずれのケアや給餌(きゅうじ)補助、毛刈りなど、医療行為以外の世話をする。
基本料金は50分で3千円。
青山さんは動物病院に5年間勤務。
ペットの介護に疲れた飼い主が「安楽死させてほしい」と追い詰められる姿や、高齢夫婦の夫が認知症で、夫と病気の犬の面倒を見る負担が妻にのしかかるのを見た。
結婚で退職したが、「何かできることがあるのでは」という思いが原点だ。
「大型犬だと、床ずれを防ぐために体位を変えるのも一苦労。飼い主を助け、もっとペットのためにやってあげればよかったという後悔のないようにしたい」という。
将来的には、他の動物看護師などと協力し、地域ごとに派遣できる態勢にしたいと思い描く。
札幌市手稲区の「アニマルクリニックおかもと」の院長で、北海道小動物獣医師会理事の岡本輝久さん(51)は、「忙しい飼い主が細かい世話をするのは難しく、ペットが病気をこじらせることもある。往診できる動物病院は減っており、ケアをして病院とつないでくれる存在は病院としても心強い」と、訪問介護の役割に期待している。
以 上
掲載記事はちょっと以前のものですが、先日NHKで放送していましたのでインターネット上で検索したらありました。
インターネットで検索するとペット訪問介護のサイトがたくさん出てきます。
ペットの高齢化に伴い今後ますます訪問介護の分野は拡大していくことでしょう。