「多頭飼育崩壊」の現場で全ての放浪犬を保護
今後は譲渡先探しが課題 秋田
2022年6月28日(火)
秋田県藤里町や羽後町で多くの犬が劣悪な環境で飼育されていた問題です。
事件発覚後も現場には放浪する犬が10頭以上いましたが、28日までにすべて保護されました。
藤里町や羽後町で多くの犬を劣悪な環境で飼育したとして3月、飼い主が逮捕されましたがその後も現場周辺には10頭以上が野放しにされていました。
県によりますと、警察の捜査や保健所により現場周辺で保護された犬は77頭にのぼります。
保護された犬からは子犬も生まれていて関連する犬の数は80頭を超えています。
地域住民は10年以上にわたりこの問題に悩まされてきましたが、ようやくすべての犬が保護されました。
保護された犬は県の施設で飼育されていてかなりの数になります。
社会性を身に着けるための訓練を重ねていて、県の内外で譲渡先がないか探しているということです。
秋田朝日放送