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子猫が殺処分とされると勘違い 広島市職員、保護された子猫を公園に放つ

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子猫が殺処分とされると勘違い 広島市職員、保護された子猫を公園に放つ

2022年6月22日(水)  

広島市の職員が庁舎内で保護された子猫を市の愛護センターに連れていかず、1キロ離れた公園に放っていたことが分かりました。
職員は、愛護センターに連れていけば殺処分されると勘違いしていたということですが、猫の愛護団体は職員の行為が「愛護動物の遺棄にあたる」可能性があるとして市に経緯の説明を求めています。


広島市や愛護団体によりますと今月20日の昼頃、タクシー運転手が広島市役所本庁舎1階の駐車場付近にいた生後1か月半くらいの子猫を発見し受付にいた市の職員に預けました。
子猫は庁舎の建物と敷地を管理する企画総務局に渡されましたが、預かった男性職員は市の動物愛護センターに届けずおよそ1キロ離れた広島市中区の千田公園に放ったということです。
企画総務局はTSSの取材に対し「職員は愛護センターに子猫を連れていくと殺処分されると思い、公園に放った」「職員の認識不足だった」などと話しています。
市の愛護センターは団体やボランティアと協力して保護された犬や猫の飼い主を探す活動を行っていて殺処分は行っていません。
猫の保護活動にとりくむ団体は「親猫がいない場所に子猫を放った職員の行為は愛護動物の遺棄にあたる可能性がある」として市に一連の経緯や再発防止策の説明を求めています。
団体やボランティアは20日夜から連日子猫を探していますがまだ見つかっていないということです。
広島市役所の庁舎内では同じ日の午前、兄弟とみられる子猫が見つかっていてこの猫は一般の人が保護し、預かった別の市の職員が動物愛護センターに届けたということです。

*写真は、同じ日に市役所で保護された兄弟とみられる子猫 *写真提供:猫の保護団体「nyaowanko家 ねこの輪」


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