猫用の高級ランニングマシンは必要?
全力疾走する姿に「買った甲斐あった」「中年に差し掛かる猫様に良いかも」
2022年5月3日(火)
これなら家の中でも全力疾走!(上森徹さん提供)
室内で飼っていると高齢になるにしたがって運動不足に陥りがちな猫。
今SNS上ではそんな猫にうってつけのキャットホイールが注目を集めている。
きっかけになったのは 「¥45000- 突っ込んだ甲斐があったわ」 と実際に器具を使用する動画を紹介した福岡県にお住まいのプロドラマーで、以前、"猫ケツドラマー"として話題になった上森徹さん(@Toru_drummer)の投稿。
(参考「“ケツドラム”でヘブン状態に!?… お尻を叩かれながら『恍惚の顔』になる猫ちゃんが話題に」2021年4月18日「まいどなニュース」掲載)
ホイールの中身が回転する仕組みになっていて、室内でも猫ちゃんが思いっきり走り続けることのできるこのキャットホイール。
アメリカで開発された「One Fast Cat」という製品で、今国内の愛猫家たちの間でも購入する人が増えているようだ。
上森さんの投稿に対し、SNSユーザー達からは 「うちのこれから中年に差し掛かる猫様に良いかも👀 かなり全力疾走してますね😸」 「購入しました。 めちゃくちゃ遊んでくれそうですね。 お値段が少し高くなってる。 需要がありそうだもんな…。」 「そこそこ発電出来そうな運動エネルギー。ハムスターより使えるかも。」 など数々のコメントが寄せられている。
上森さんにお話をうかがってみた。
――「One Fast Cat」購入のきっかけをお聞かせください。
上森:もともと小型のキャットホイールを購入していましたが、ケツドラム猫として話題になったみなが、体格が合わなくなってきたのか全力疾走できなくなりました。また、同居猫のハクはもともと体格が大きいので歩くこともしようとはしませんでした。 こういったことがあり、2匹がこれから元気に全力疾走して遊んでくれたらいいなという思いで購入しました。
――実際に購入してみて、使い心地などいかがでしょうか?
上森:みなは楽しそうに全力疾走してくれるようになり、ハクもトレーニングした結果、だんだんキャットホイールでの遊び方を覚えてきているので、買った甲斐があったなあと嬉しく思います。猫ちゃんが全力疾走している姿は本当にかわいいです。それに太り過ぎの予防にもなるかなと期待しています。
――これまでの反響についてご感想をお聞かせください。
上森:猫ケツドラムの時と同様に、まさかこんなに反響をいただけるとは思わず驚いています。今思えば猫ちゃんの全力疾走する姿をしっかり見れること、こんなおもちゃがあること自体、あまり知られていなかったことが理由なのかなと。 キャットホイールの認知が広まってくれることに一役買うことができたのであれば嬉しく思います。
◇ ◇
「One Fast Cat」のホイール部分の直径は約1.2メートルと大き目。
幅も約25センチメートルあるので大きなサイズの猫でも余裕をもって使ってくれそうだ。
飼い猫の運動不足が気になる方はぜひチェックしていただきたい。
▽「上森徹(うえもり とおる)」
プロフィール プロドラマー兼"麺スタグラマー"。地元・福岡を拠点にシンバルリペア工房TCR代表、西日本で最初の生バンド即興カラオケのバンマス、RSMドラム講師、サポートドラマーから「めんたいワイド」 (FBS)などのメディア出演まで幅広い活躍を見せる。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)