地域ネコの残酷死骸…「子ども狙われる可能性も」住民ら不安
2021年12月22日(水) テレビ朝日
All Nippon NewsNetwork(ANN)
河川敷で6匹のネコの死骸を発見されました。
番組が現場を取材すると、他にも「行方不明のネコ」がいることが新たに分かりました。
目撃者は衝撃の光景を目にしたといいます。
目撃者:「私まともに見ちゃったから、死んでいるネコを…。もう一日、気分悪い…」「白と茶色のネコだったかな?腹を裂かれていてさ。お巡りさんがいっぱい来ていて、色々調べていたみたいでしたね」
千葉県市川市の江戸川河川敷で5日、複数のネコが死んでいるのを通行人が発見しました。
死んでいたのは6匹で、いずれも刃物で腹を切り裂かれていて、そのうち4匹は箱の上に並べられていたといいます。
6匹のネコの腹を切り裂いて殺害する残虐性。
しかも人目に付く場所に大胆に遺棄。
一体、どんな目的や人物像なのか。専門家は…。
東京工業大学(犯罪精神病理学)・影山任佐名誉教授:「サディスティックな、ネコを『残虐に殺すこと』に異常な興味持っているような犯人と…。箱の上に乗せられて、陳列物のようにあったということで、犯行を誇示しているんじゃないかというところは特徴かと思うんですよね」
影山名誉教授によりますと、野良ネコに迷惑している人物による「駆除目的」の可能性もありますが、その場合、ここまで「残虐な犯行」にはならないのではといいます。
そして、取材のなかで気になる証言も…。
近所の住民:「聞いた話だが(以前)、首だけ置かれていたとか、首の周りに腸がまかれていたとかっていうのは…」
この地域でネコの世話を行うボランティアからは…。
千葉県動物愛護推進員:「今、5匹が行方不明だから。その子たちがちょっと心配で…。なんとか元気で、他のところに逃げていることを願うしかなくて」
死骸が見つかった6匹以外にも死んだネコがいる話や行方不明のネコが他にもいるという証言も…。
近所の住民:「怖いね、それがいつ人間に向くか分からないじゃない?」「次に子どもが狙われる可能性があるので、できれば早く犯人を逮捕してもらいたい」
警察は動物愛護法違反の疑いでネコに危害を加えた人物を捜しています。