ペットショップなどが販売する犬や猫への「マイクロチップ」の装着が2022年6月から“義務化”
すでに飼っているペットは“努力義務” 周知も重要な課題に
2021年12月17日(金) 中京テレビ NEWS
名古屋市港区にあるペットショップを訪れると、子犬や子猫たちが、愛らしい表情を見せてくれていました。
そんな動物たちに、来年からあるものを装着することが義務化に。
それは「マイクロチップ」。
改正された動物愛護管理法が来年6月に施行され、ブリーダーやペットショップなどが販売する犬や猫へのマイクロチップの装着が義務化されるのです。
こちらのペットショップでは、すでにマイクロチップを装着した状態で販売を行っています。
「今後必要なものになるかなと思いますので、そこは私たちがしっかり説明して、しっかり最後まで飼育してもらうためには重要かなと思います」(ひごペットフレンドリー ららぽーと名古屋みなとアクルス店 清水善勝 店長)
マイクロチップとは一体どういったものなのか。
名古屋市千種区にある動物愛護センターを覗いてみると…。
Q.手に持たれているものは
「こちらはマイクロチップリーダーです」(名古屋市動物愛護センター 新美陽子さん)
これは、犬や猫にマイクロチップが入っているか調べる機械。
「こちら番号がでまして、15桁の番号が表示されます」(名古屋市動物愛護センター 新美陽子さん)
マイクロチップは、直径約2ミリ、長さ約1センチの電子器具で、注射器を使って犬や猫の首付近に埋め込まれます。
埋め込まれたマイクロチップには、15桁の数字が記録されていて、登録された飼い主の名前や住所、電話番号などの情報をもとに飼い主をたどれる仕組みになっています。
「迷子などでやってくる動物の中には、マイクロチップが無く家に帰れなかった動物もいる。そういうことがなくなっていくということは大変良いこと」(名古屋市動物愛護センター 新美陽子さん)
捨てられたり、迷子になったりしても飼い主が特定でき、飼育放棄の抑止などの効果が期待できるといいます。
今から26年前に起こった阪神淡路大震災では、1556頭の犬や猫などが救護されましたが、飼い主が判明したのはたった2%ほど。
その教訓を活かし、飼い主の元に帰れるようにと議論が始まったのが、このマイクロチップの装着です。
日本で来年6月から施行されるマイクロチップ装着の義務。
公園でペットの散歩中の飼い主さんに聞いてみると…。
Q.ペットショップなどでマイクロチップが義務化されるが
「そうなんですか?義務化まではしなくていいと思いますけど」
「(飼い犬にマイクロチップ)入ってます。逃げちゃったときに見つかるといいなと思って入れています」
「災害とかのニュースを見ていると入れた方がいいかなと思う」
すでに犬や猫を飼っている人のマイクロチップ装着は、あくまでも努力義務。
飼い主への周知も重要な課題となりそうです。