滝川クリステルとラブラドールのハッピーライフ、
小泉進次郎を警戒した「アリス」を息子が「ママー」と呼ぶ日
2021年9月9日(木) 大手小町(OTEKOMACHI)
結婚報道にも動じないアリス
フリーアナウンサーの滝川クリステルさんは東日本大震災の際、福島県浪江町で保護された被災犬のラブラドルレトリバーを引き取りました。
小泉進次郎さんとの結婚が決まった際の取材にも同席していた愛犬「アリス」です。
読売新聞の連載で、アリスと夫、2020年に誕生した長男との暮らしについて語りました。
滝川クリステルさん(読売新聞・米田育広撮影)
アリスは震災の翌月に、保護団体に救出されたそうです。
<庭にいて、力を振り絞って「ワン!」と鳴いたので発見に至りました。そのお宅ではもう1匹、同じ犬種を飼っていましたが、家の中で餓死していたそうです。>
飼い主は見つかりましたが、一時預かりをしていた滝川さんはすっかり情が移っていました。
飼い主一家はもう犬を飼えないとのことで、そのまま滝川さんが飼うことに。
<こうして正式に家族の一員になったものの、最初の頃は混乱した様子で、なかなか心を開いてくれませんでした。人々は避難し、灯が消え、食べ物もなく、不気味な雰囲気の中で1か月も過ごしたのですから、無理もありません。>
<徐々に打ち解け、今ではすっかり快活なアリス。アリスと一緒にメディアに出ることがありますが、元の飼い主さんに姿を見せたいという意図もあります。飼い主さん、アリスは元気です、安心してくださいね。>
大型犬を飼うのは、散歩など体力が必要です。
滝川さんは、散歩途中にけがをしたことも。
<引き取った時はまだ3歳で、今以上に元気が有り余っていたアリス。アリスが走り出してリードを持っていた私の手が一気に引っ張られ、指のじんたいを切ったことがあります。散歩は、ほかの犬に反応してしまうアリスと、しっかりリードを握って抑えようとする私との“闘い”でした。おかげで、腕や肩には筋肉がついてしまいましたが……。>
一方で、大型犬の魅力は「気持ちが穏やかで、おおらかなところ」だそう。
<結婚に際して夫の実家前で夫と取材に応じた時、アリスも同席していましたが、大勢の報道陣に囲まれても全く動じませんでした。この時、アリスを通して保護犬という存在が広まったような気がします。保護犬を飼う著名人は増えていますが、発信力のある人たちが保護犬を飼育することは意義深いと考えます。>
そして、夫とアリスの微妙な関係についても打ち明けています。
<アリスと夫が出会ったばかりの頃、アリスは警戒し、ぴったりと私にくっついて私の顔を見上げました。「大丈夫よ」となだめましたが、さすが犬は敏感です。“見知らぬ男性”から私を守ろうとしたのかもしれません。今ではすっかり仲良くなり、夫はよく散歩に連れて行ってくれます。>
息子さんはアリスのことが大好きで、ほほえましい日常を紹介しています。
<息子とも関係良好なアリス。赤ちゃんの存在に嫉妬するかもしれないと少し心配していましたが、アリスは初対面の時から息子を受け入れているようでした。息子に何をされても怒りません。ただ、息子がいつまでも手に食べ物を持っているとアリスがそれをパクリ。そんな食べ物の取り合いは日常茶飯事で、息子は泣いてしまいますが……。>
関係が良すぎて、息子さんのかわいらしい発言に、思わず笑ってしまいます。
<息子はアリスのことを心から慕って、一緒に寝たり、テレビを見たり。アリスは息子の“乳母”のようです。ある時、息子がアリスをこう呼びました。「ママー」。あれ、私、ママの座を奪われてしまう(笑)?>
動物保護の啓発活動にも力を入れている滝川さん。
もう1頭引き取りたいと思案しているそうです。