新宿の巨大猫、今後の展望は?
「肉眼で見るとほんとに猫さん」「ニャーニャー可愛かった」と話題
2021年7月18日(日)
SNSを中心に大きな話題を集め、にぎわいを見せる“新宿の巨大猫”。
東京・JR新宿駅東口の「クロス新宿ビル」に設置された大型街頭ビジョンの3Dの巨大猫映像は、SNSで写真や動画が拡散され、連日多くの人がこの巨大猫を生で見ようと足を運んでいる。
12日から本放映が始まった「クロス新宿ビジョン」だが、今後の展望は…?
同ビジョンは、クロススペースからの委託により、デジタルサイネージソリューション事業を展開するマイクロアドデジタルサイネージとユニカの2社が共同運営。
150平方メートルを超える4K相当対応の大型街頭ビジョンで、連日多く人が行き交う新宿駅東口駅前広場前に立地している。
今月1日から仮放映が始まると、巨大猫の3D動画は瞬く間にネット上で拡散され、話題になった。
3D動画はL字や湾曲など、放映される面が2面あることで、より奥行きを感じることができるが、視聴角度が限られ、ある程度特定の位置からでなければ立体的に見えない。
しかし、ちょうど新宿駅東口広場が絶景ポイントとなっており、多くの人の目に留まり、街行く人を楽しませている。
実際にSNSには「今話題の巨大猫ネコ ニャーニャーお話ししてて可愛かった」「そういえばこの間新宿行ったときに巨大猫さん見てきた!写真だといまいちだけど肉眼で見るとほんとに猫さんでテンションあがった」「単なる巨大猫というだけでなく、猫の仕草が飼った経験のある人が日常で愛おしく思う仕草そのもの」「新宿の巨大猫見に行ったけどほんとに大きかった。写真は失敗した」「巨大猫一瞬見られた 嬉しい 背中乗せて欲しい」などの書き込みが寄せられている。
巨大猫の3D動画を目当てに多くの人が集まることについては、コロナ禍ということもあり、ソーシャルディスタンスの確保などが懸念されるが、当初の計画よりも露出回数を増やし、公式ツイッターで放映時間を告知するなど、観覧者数抑制対策を実施している。
現在はより尺が長い巨大猫3D動画「無重力編」を制作中。
今後も巨大三毛猫が新宿駅東口駅前広場のアイコンとして親しまれ、いずれ渋谷のハチ公像とならぶ待ち合わせのメッカとなるように各種の試みを打ち出していくという。
また、巨大猫3D動画以外にも近隣他ビジョンとの連動した3D動画放映、SNS連動プロモーション、下層階イベントスペースとの連動プロモーション、ビジョンサイズの拡張など、新たな映像配信手法を実施していくとしている。
ビルの上に巨大三毛猫が なぜ? 街行く人ビックリ
2021年7月8日(木) FNNプライムオンライン
JR新宿駅の東口。
人々が、同じ方向にカメラを向けている。
その先にいたのは、巨大な三毛猫。
ビルの上に現れた猫は、あわてふためいて飛び起きたり、頭を出して下をのぞいたり、周りをきょろきょろ。
これは、新しく設置された街頭ビジョンの映像。
ビル2階分ほどの高さのLEDディスプレーに、巨大な猫が映っている。
「巨大ネコ」を見た人は「すごく浮き上がっているように見えて、こんなに技術って発達しているんだなと思いました」、「すごく動きがリアルでびっくりしました」、「本物っぽかった」などと話した。
さらに、夜にはあくびをしながら、うとうと。
本物なのではないかと思うようなしぐさを見せる。 3Dの猫は、日本の老舗映像制作会社と共同で作り上げたそうだが、なぜ立体的に見えるのか。
運営会社に聞いてみると...。
株式会社ユニカ・藤沼良丞さん「人の目の錯覚を利用して、新宿の(東口)駅前広場からクロス新宿ビジョンを見たときに、ちょうど立体的に見えるように映像をゆがませたり、計算して制作している」
確かに、真横から見ると全然、立体的に見えない。
さらに...。
株式会社ユニカ・藤沼良丞さん「『ここで3Dの映像が流せます』と言っても、サンプルになる見本がないと、なかなかイメージが湧かないと思う。ほかのクライアント、広告主の方に似たような面白い映像を3Dで展開していただけたらなと」
猫は、これからもビルのマスコットとして登場する予定。
より立体的に見えるような映像も制作中だという。
ビルの上に巨大三毛猫が なぜ? 街行く人ビックリ - YouTube
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