愛犬のための手作り『歩行器』
足に障害のあるペットのため”ボランティア”も…
2020年12月8日(火) カンテレ(関西テレビ)
足に障害のあるペットのために、奈良県に住む男性がボランティアで歩行器をつくる活動をしています。
愛犬たちと奈良・平群町に住む松本好史さん(67)。
トイプードルのジュピターは7年前脊髄のヘルニアを患い、後ろ足がほとんど動かなくなってしまいました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/25beacfb96d1d9cadbe9cf9ed7153a714d2c696f
【松本さん】
「足を後ろに置いたままだーっと歩くわけですよ。しのびないですよね、そういう姿を見ると」 「だったら外へ連れて行って、好きなだけ歩かせてやろうと」
散歩が大好きなジュピターのため、松本さんは歩くことを手助けする歩行器を一から手作りしました。
この散歩姿が話題になり、松本さんに歩行器を依頼する人が相次いだのです。
これまで30件以上の依頼を受け、メーカーが作る既製品よりも安く、ペットの体に合った歩行器を材料費や交通費などだけで作ってきました。
――:Q工作に関わる職業だった?
【松本さん】
「まったく別です。だから失敗作は山ほどあります」 「最後まで歩いてくれて、最後は老衰もしくは病気で亡くなったという子が結構います。これは作り甲斐がある」
ジュピターが車輪を響かせ走る音が、きょうも平群町に響きます。