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犬にかまれけが、中津登校の児童ら

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犬にかまれ7人けが 中津 登校の児童ら

2014年11月19日(水) 大分合同新聞



登校中の小学生らにかみついて保護された犬=19日午後0時18分、大分県中津市の北部保健所

19日午前7時40分ごろ、中津市是則(これのり)の路上で、如水小学校・幼稚園の児童・園児計7人が脚や腕を犬にかまれた。
市消防本部によると、7人は市内3カ所の医療機関に運ばれ治療を受けた。いずれも軽傷という。
如水小によると、けがをしたのは1~5年の男児6人と、幼稚園の女児1人。
1年の男児(7)は右脚をかまれ、傷口を縫合する処置を受けた。
7人は、38人の集団で歩いて登校・登園していた。
中津署によると、児童らの集団の前に犬が現れ、幼稚園の女児を追い掛けたため、男児らが追い払おうとして次々にかまれた。
犬はそのまま逃げたため、関係者が周辺を捜索。約1時間40分後、現場から約1.5キロ離れた路上で署員が犬を見つけ捕獲した。
県北部保健所(中津市)によると、犬は体長65センチの茶色い中型犬。
雑種のオス。
赤い首輪を着け、人間によく慣れており、飼い犬とみられる。
同署と保健所は、過失傷害や適正な飼育を求めた動物愛護条例などに抵触する疑いもあるとみて、飼い主を捜している。
現場はJR日豊線東中津駅の南西約700メートル。
住宅や工場が立ち並んでいる。

犬にかまれけが 朝の住宅街に悲鳴

2014年11月19日(水) 大分合同新聞

おびえ、血流す子ども
朝の住宅街に子どもたちの悲鳴が響いた。
19日、中津市是則で登校中だった小学生らの集団に犬が次々とかみつき、7人がけがを負った。子どもたちは泣き叫び、現場は騒然となった。
「犬にかまれた」。
現場近くの大塚之規さん(71)方には、児童が泣き叫びながら駆け込んできた。
娘の西裕子さん(47)と現場へ駆け付けると、30人ほどの児童が逃げ回っていた。
西さんがいったん犬の首輪を捕まえたが、首輪が緩く、犬が暴れてかみつこうとし、手から離れて再び走っていった。
「犬も興奮しており、逃げたり倒れ込む子を襲ってかみついていた。子どもたちは完全にパニック状態だった」と大塚さん。
現場近くの工場に通勤途中だった男性は「人だかりができていて最初は交通事故かと思ったが、犬が子どもたちを襲ったと聞いてびっくりした。子どもたちは担架の上に座り、おびえている様子だった。出血している子もいた」と話した。
犬は約1時間40分後に捕獲され、県北部保健所が引き取った。
保健所によると、犬は歯の状態などから3、4歳くらいとみられる。
人間に慣れており、お手などもするといい、「おとなしく、人間を襲うようには見えない」。
飼い犬の可能性が高いとみて、中津署と一緒に飼い主を捜し、狂犬病予防を受けているかなどを確認する。
子どもたちが通っていた如水小学校。
交通事故や不審者による事件に巻き込まれるのを防ぐため、毎日、地域ごとの班に分かれて集団登校をしている。
イノシシなどに襲われることもあり得るため、野生動物の危険性を子どもたちに伝えたこともあるという。
桑野正弘校長は「集団登校中の出来事で非常に残念。子どもたちのショックも大きいと思うので、心のケアをしたい。安心して登下校ができるよう、PTAなどと協力しながら取り組んでいきたい」と話した。
保護者には状況を一斉メールで伝え、午後は教職員が付き添って一斉下校をする。


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