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河川敷シカ、殺処分免れ「市原ぞうの国」へ

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河川敷シカ、殺処分免れた!
 足立区から「市原ぞうの国」へ…名前は「ケープ」くん

2020年6月8日(月) スポーツ報知


3日に荒川河川敷で捕獲されたシカ

東京・足立区の荒川河川敷で3日に捕獲され、同区内の施設に一時保護されていた野生のシカが8日、千葉・市原市の動物園「市原ぞうの国」に引き取られ、移送された。
今後は同園で飼育される。
足立区がシカの引取先の動物園を探していたところ、市原ぞうの国が引き受けた。
同園は「今回は、足立区からの相談を受け、シカの命を守るため、お引き受けさせていただきました。名前は『ケープくん』と名付ける予定です。検疫後、様子を見て、皆様と会える時期を決めさせていただきます。詳細については市原ぞうの国のホームページでご確認下さい」とコメントした。
3日の捕獲後、引き取り手がなければ殺処分になる可能性もあり、足立区には電話やメールで「(個人で)シカを引き取りたい」のほか、「なぜ山に帰さないのか」など、殺処分回避を求める意見が殺到していた。
しかし、鳥獣保護管理法で野生動物をペットとして飼養することは違法とされ、害獣であるシカは野生に返すこともできないといい、同区は対応に頭を悩ませていた。
報知新聞社

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