ドローンで犬の散歩をする光景が話題に!
新型コロナ対策で外出禁止になった街で生まれた逆転のアイデア
2020年3月26日(木) FINEDERS
新型コロナウイルスの感染が爆発的に拡大する中、世界中で外出を禁じる措置が取られている。
できるだけ感染を防止するためとは言え、普段どおりの生活ができないのは非常にストレスがかかるもの。
そんな中、外出禁止措置が取られているキプロスの街中で、驚きの光景が繰り広げられていると世界中で話題を呼んでいる。
犬の散歩をするドローン
◆リードを握るのはドローン
地中海に浮かぶ島国キプロスに住むヴァキス・ディミトリゥさんは3月18日、とある動画を自身のSNSに投稿した。
その動画とは、美しい夕暮れの中を嬉しそうに散歩する愛犬の映像。
しかし、そこには飼い主の姿はいない。代わりに犬のリードを握っているのは、何と宙に浮かぶドローンだった。
「隔離5日目。家で過ごそう。でも愛犬の幸せも忘れないように」というコメントともに投稿されたこの動画はFacebook上では8000件の「いいね」と4万3000件以上のシェアを獲得。Instagramでも1万8000回以上の再生数を記録した。
ちなみに動画の最後に、家のベランダのようなところでコントローラーを握る男性の姿が映る。
彼がヴァキスさんと思われる。愛犬の散歩を遂行しつつも外出禁止はしっかり守っているわけだ。
◆世界中で拡がる外出禁止措置
現在、ヨーロッパを中心にイタリア、スペイン、レバノン、チェコ、フランスなどの国々で、外出禁止措置が取られている。
イギリスのボリス・ジョンソン首相も3月23日、国民に外出を自粛するよう呼びかけ、その分の経済的損失は国が補償するという旨の映像を公開。
その真摯な姿勢に称賛の声も上がっている。
また3月25日、小池百合子都知事から、週末は不要不急の外出を自粛するようにとの要請が都民に告げられ、それに伴い食料品の買い占めが起きている。
未だ収束の目処が見えない中で、刻一刻と変わっていく状況に不安を感じる人も多いかもしれないが、このタイミングで生まれた「安全」と「便利」を兼ねたアイデアが、そのまま未来のスタンダードになることだってありうる。
ドローンによる犬の散歩もその一つになるかもしれない。
赤井大祐
新型コロナウイルスがますます拡大する中、弊会の活動(例年行っている行事や新たな企画行事案・・・)においても影響が出てくることが危惧されます。
早く収束(終息?)することを願っています。
そこで、新型コロナウイルスの状況をネット上からピックアップしました。
(byぬくもり)
新型コロナウィルス 国内外の発生の状況
都道府県別の増加数・現在の患者数 - Yahoo! JAPAN
全国クラスターマップ - 厚生労働省(3月17日12時時点) 国内で報告された新型コロナウイルス感染症の感染者のうち、感染者間の関連が認められた集団(クラスター)を地図上に表示したもの