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多数の犬を放置し虐待容疑、ブリーダーの男逮捕

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「面倒見切れず 週1回だけ餌と水」
 多数の犬を放置し虐待容疑
  ブリーダー業の男逮捕 警視庁

2020年3月6日(金) 毎日新聞


警視庁=米田堅持撮影

多数の犬の世話を放棄し虐待したとして、警視庁保安課は6日、東京都府中市新町、ブリーダー業、門倉誠容疑者(55)を動物愛護法違反容疑で逮捕したと発表した。
「頭数が多く面倒を見切れなかった」などと容疑を認めている。門倉容疑者は熱中症とみられる症状で38匹の犬と猫を死なせ、清掃工場に死骸の処分を依頼したこともあったといい、同課は劣悪な環境での飼育を続けていたとみて調べる。
逮捕容疑は、2月13日、東京都昭島市福島町の倉庫内で、排せつ物の堆積(たいせき)した施設で犬9匹を飼育し、虐待したなどとしている。
「人手不足と忙しさできちんと面倒を見てあげられなかった。週1回程度、餌と水を与えていたくらいだった」と供述しているという。
保安課が2月中旬、門倉容疑者の自宅や経営する店舗「コッキイ・ペットランド」(府中市)など計9カ所を家宅捜索したところ、複数の捜索場所から狂犬病の予防接種を受けていない犬が計12匹見つかった。
昭島市の倉庫では犬用ケージにふんや毛玉が放置され、床には餌の残りかすなどが最大41センチ堆積していたという。
電気は通っておらず、室内はクモの巣が張っていた。
従業員は1人しか雇っていなかった。
同課によると、門倉容疑者は2007年からブリーダー業を営んでいるが、飼育環境が不適切などとして都動物愛護相談センターから繰り返し指導を受けていた。
19年7月下旬には、クーラーの止まった店舗内で犬31匹と猫7匹を死なせており、獣医師が生まれたばかりだった11匹を除く27匹を調べたところ、いずれも熱中症の症状と診断されたという。
【金森崇之】

 

犬38匹、倉庫で熱中症死 虐待容疑でペット業者逮捕 

2020年3月6日(金) 朝日新聞


警視庁本部

飼育する犬にけがの治療を受けさせず、排泄(はいせつ)物まみれの倉庫に放置したとして、警視庁は、ペット店経営のブリーダー門倉誠容疑者(55)=東京都府中市新町1丁目=を動物愛護法違反(虐待)の疑いで逮捕し、6日発表した。
昨夏に門倉容疑者の飼育する38匹が熱中症で死亡し、発覚。
今年2月のペット店など関係先の家宅捜索では、保護された計40匹の一部が激しく衰弱するなどしていたという。
警視庁は飼育放棄が常態化していたとみて実態解明を進める。
保安課によると、門倉容疑者は昨年6~7月、ペット店「コッキイペットランド」(府中市新町)で飼育するシェットランド・シープドッグ2匹について、巻き爪なのに病院に連れて行くなどしなかった疑いがある。
さらに今年2月、東京都昭島市の実家の倉庫で、コリーなど計9匹を汚物がたまったまま放置した疑いもある。
調べに大筋で容疑を認め、「週1回しかえさと水をやっていなかった。人手が足りず忙しくて面倒を見られなかった」などと供述しているという。
2008年9月~昨年8月に計5回、過剰な数を飼育したなどとして、都動物愛護相談センターから指導を受けていたという。

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この事件、過去(2009年)に大きな問題を起こしているのに、なぜ今になってようやく逮捕になったのか、行政が指導をしていたということだが効果があったのか、野放し状態ではなかったのか?、どうしても理解できない。
この間に多くの犬が虐待され悲惨な環境の中で過ごし命を落としていった可哀想な動物たち・・・
日本ではペットは物扱い、それと誰でもできるペット販売業(無免許)、これらのことを法的に変えていくことは必須。
人間はこうしないと守れない生き物なのか・・・情けない、しかしやむを得ないですね。
(byぬくもり)


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