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新型コロナウイルスによる動物たちの悲惨な現状(中国)

 「イヌを散歩させないでください。見つけたら殴り殺します」
 =武漢でのアナウンスに非難―中国ネット

2020年2月22日(土) Record China

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中国湖北省武漢市のある居住区が新型コロナウイルスの感染拡大を防止する目的で放送したアナウンスに、「内容が不適切」との意見が寄せられた。
写真は武漢市。

中国湖北省武漢市のある居住区が新型コロナウイルスの感染拡大を防止する目的で放送したアナウンスに、「内容が不適切」との意見が寄せられた。
21日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で中国メディア・新浪財経のアカウントが伝えた。
報道によると、同居住区では今月17日に「イヌを散歩させないでください。見つけた場合、一律に殴り殺します」とのアナウンスが流れた。
その後、居住区の書紀は取材を受け、「このような内容は適切ではなかった。もう放送は行われていない」と説明。
「(現時点では)イヌを散歩しないようまず説得し、それでも聞き入られなければ警察に通報する。居住区側には法的権限がないため、忠告することしかできない」などと話した。
また、イヌの散歩で飼い主が外を出歩くという状況は「われわれの居住区だけでなく、武漢市の全ての居住区でも起こっている」とも指摘したという。
アナウンスの内容に対し、中国のネットユーザーからは「野蛮すぎる」「もっと生命を尊重して」「一度のウイルス拡大が、悪魔の本性を暴露してしまった」「人間が引き起こしたウイルス流行のとばっちりを、イヌに食わせると言うのか」といった批判的なコメントが相次いだ。
一方で、「どれだけ忠告しても聞かないような人がいるから、強い言葉を使わざるを得なかったんでしょ」「対策に当たる作業員がどれだけ大変な思いをしているか、まだ分からないの?家で大人しくしていられない?」など、居住区の対策に一部同調的な意見も見られた。
(翻訳・編集/岩谷)


ペットたちを待つのは死だけか、武漢の留守ペットへの救護活動が中止

2020年2月25日(火) CNS

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半月分の餌と水を与えられたペット、提供写真(撮影日不明)。

【CNS】
中国・武漢市(Wuhan)小動物保護協会の杜帆(Du Fan)会長が18日、武漢市が行う居住区の封鎖式管理により、同協会は留守ペットに対する救護活動を停止せざるをえなくなったと明かした。
杜会長は、家の中にペットを残している飼い主は、なるべく同じ居住区内で助けを求めてほしいと呼びかけている。
政府の関連部門においても、留守ペットの救護に配慮し、ペットが家の中で息絶え、2次汚染を引き起こさないよう留意すべきと述べた。
感染症の流行による「都市封鎖」などの影響を受け、武漢市内には大量の救護を待つペットが残されている。
以前までは、武漢市小動物保護協会を含む多くの動物救護団体が各家庭を訪問し、留守ペットを救護するサービスを行っていた。
その時点では、救援活動はまだやりくりができていたが、武漢市の「封鎖式管理」が厳しさを増す中で、このサービスは「基本的に実行不能」となったとしている。
武漢市新型コロナウイルス肺炎予防抑制指揮部は10日に「第12号通告」を発令し、即日より全市の全範囲にある居住区で「封鎖式管理」が始まった。
これにより、留守ペットの救護員は、自分の居住区と救護が必要な家の居住区に自由に出入りすることができなくなった。
杜会長によると、この新しい規定の影響を受け、武漢市小動物保護協会の出張救護サービスは15日から休止している。
武漢市が「封鎖」されて以降、武漢市小動物保護協会は4200件の救護要請を受け、登録済みの顧客は1400人に上る。
68人のボランティアと協会の救護員が17日間で1400回出張救護を行ったとのことだ。
この他、武漢市小動物保護協会が作った「QQ」グループや微信(ウィーチャット、WeChat)グループを通して2800軒を訪問、留守ペットの救護を行っていた。
同協会はこの間、約5000匹近くのネコ、犬、ブタ、ウサギなどの留守ペットに食べ物と水を与えたとしている。
(c)CNS-新京報/JCM/AFPBB News

【写真】餌と水はもうすぐ無くなる留守ネコ

※この記事は、CNS(China News Service)のニュースをJCMが日本語訳したものです。CNSは1952年に設立された中華人民共和国の国営通信社です。

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孤独なオオカミ、犬と同居で寂しさ和らぐ 武漢の動物園



新型コロナウイルスの拡散防止を理由に、中国で村中の犬が撲殺

2020年2月26日(水) Techinsight

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村に感染者がいたことから警察官によって犬が殺される(画像は『The Sun 2020年2月26日付「‘EXCUSE FOR ABUSE’ Coronavirus quarantine cops batter terrified little dog to death in China in horrifying bid to stop bug spreading」(Credit: AsiaWire)』のスクリーンショット)

今なお猛威を振るう新型コロナウイルスに中国国内では武漢封鎖や感染者の隔離措置などが行われているが、その徹底した措置が動物達に対して誤った方法で取られているようだ。
WHO(世界保健機関)では新型コロナウイルスは動物に感染する証拠はないと発表しているものの、中国の一部の地域では犬や猫がウイルスを拡散させるという誤った情報から、ペットであろうとその場で殺害されるという事態が起きている。
『The Sun』『Metro』などが伝えた。

中国国内の一部の地域ではペットによって新型コロナウイルスが拡散されると信じられているため、犬や猫を捨てたりする飼い主、または地域自治体が住民にペットを処分するよう求めるところもある。
これは先月末頃に、一部中国メディアが「動物がウイルスを拡散する」といった虚偽報道が原因となっている。
WHOの発表で動物が感染する証拠はないとしているものの、同国では各自治体の判断で犬や猫を殺処分しているようだ。
『The Sun』によると、浙江省温州市永嘉県黄山村で地元住民2人が新型コロナウイルスに感染していたため、付近で飼われている犬や猫も感染しているのではないかという懸念から検疫のために警察官が村に立ち入った。
その様子は動画に収められており、今月12日頃にSNSで広く拡散されているが、そこには地元に住んでいると思われる女性が犬を散歩するなか警察官が目を光らせる様子があった。
女性は「私の犬は検疫証明書を持ってるわ」と強い口調で話している様子が捉えられている。
女性が連れている犬に警察官は手を出さなかったものの、近くの道端に座っていた小型犬を見つけると、手に持っていた長い木の棒を犬めがけて思い切り振り下ろした。
悲痛な声をあげる犬だったが、警察官は手を止めることなく棒で殴り続け、犬はその場で命尽きてしまった。
犬は警察官らを見ても逃げることはなかったため、放し飼いではあるものの村の誰かが家族として飼っていたものと思われる。
また中国の動物保護団体「南充市流浪动物救助」が公開した動画も、動物が犠牲となる様子が捉えられていた。
同団体によると四川省南充市蓬安県で撮影されたもののようだが、付近では自治体が民家を訪問して飼っているペットを引き渡すように通達を出しており、ここでも道端で犬を見つけてはその場で撲殺し、荷台には何頭かの犬の死骸が積まれていた。
同団体は、処分された犬達は地元で飼われている犬だと明かしており、SNSを通して「病気が蔓延しているからといってペットを殺処分するのは止めて下さい。文明的に法を執行すべきです」と訴え、関係者に対して直ちに動物の無意味な殺処分を止めるように訴えている。
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

 

新型コロナウイルスが発生してからペット虐待のニュースが頻繁に出ているが、中国という国の風土・人間性が問われるのでは・・・。
中国はじめ韓国・ベトナムなどアジア諸国にはは古くから犬食文化が根付いており、中国という国そのものに良い印象を持ってはいたが、今回の件で更にイメージダウンになりました。
欧米先進国から見ると日本は動物後進国と言われていますが、中国は日本よりはるかに酷い環境にあります。
(byぬくもり)


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