敦賀市内児童クラブの学童(小学1~6年生)を対象に、動物愛護に纏わる日本の動物愛護の現状や紙芝居などを通じて、子供の頃に真の動物愛護というものを理解してもらい、生き物の命を大切にする動物愛護の感性を持った人間として成長して、不幸な動物たちが無くなる世の中に貢献してくれることを願い実施しました。
■実施日時・実施場所
・実施児童クラブ数:11箇所
・実施時間:10:00~11:30(1時間30分)・・・第2粟野南児童クラブを除く
※第2粟野南児童クラブは13:00~14:30(1時間30分)
■人 数 児童クラブ学童約600名、その他約50名、合計約650名
■実施内容
【みんなで学ぼう!アニマルセラピー】
初日7月24日(水)は、特別企画として「みんなで学ぼう!アニマルセラピー」を実施しました。
美浜町佐田にある「福井警察犬家庭犬訓練所」から3匹のワンちゃん登場!
ビションフリーゼの「鶴子」ちゃん、ジャーマンシェパードの「ティー」ちゃんと「コスタ」ちゃん。
3匹のワンちゃんによるいろんな実演・体験、ワンちゃんとのふれあい、みんなで記念写真、など・・・
◆スタート!
◆臭いの選別
学童が触った布の臭いを嗅がせているところ
その臭いの着いた布を見事に選出!
高齢者が行方不明になるという出来事が増加しています。
そのような時に訓練w受けたワンちゃんが行方不明者を捜索し救助に貢献しています!
◆服従実演
地区の保育園児約30名も来て真剣に見学!
◆ふれあいコーナー
◆学童たちからのお礼
◆全員で記念写真
【みんなで学ぼう!動物あいご】
児童クラブの人数・スペースの差が大きいことから、今年から紙芝居やパネル等は従来のA3サイズ用紙からOA化し、40名までのところは24インチモニターで、40インチ程度のテレビが使用できるところはテレビで、更に多人数・広スペースのところはプロジェクターで、というように使い分けをして行いました。
①弊会の紹介・日本の動物愛護の現状、等
日本全国で1年間に保健所で殺処分されている多くの犬・猫の実態を知ってもらい、年々減少傾向にはなってはいるものの、日本はまだまだ動物と共生しているとは言えない現状(動物後進国)、なぜ犬や猫は捨てられるのか?その理由は?捨てられた犬や猫がどのような道をたどるのか・・・、ペットショップで売れ残ったペットたちはどうなるの?・・・
身勝手な人間によって多くの不幸なペットたちを生み出しているということを説明しました。
②OA紙芝居・・・プロジェクターやモニター使用
「ある一匹の犬の物語」
ペットショップにいた一匹のワンちゃんのお話。
ワンちゃん目線でストーリーが展開。
ぶさいくで売れ残っていたボクがおじいちゃんに貰われて家族に・・・
いろんなことがあったけどボクはおじいちゃんのもとで幸せになったんだ。
動画に合わせてナレーションを実施、児童クラブの中には学童たちによるナレーションもありました。
学童たちへの質問
・ボクはなぜペットショップにいたんだろう・・・
・ぶさいくなボクをおじいちゃんはなぜもらってくれたんだろう・・・
・ボクが誰にも貰われなかったらどうなっていたんだろう・・・
・ボクのお父さん・お母さん・兄弟たちはどうしているんだろう・・・
・その他
③いぬ・ねこ〇✖クイズ
犬や猫に纏わる8問及び番外編1問のクイズに挑戦!
クイズを通じて、そのクイズの意味や関連した内容等も説明し学童たちに理解してもらいました。
学童たちの笑い声が響きとても盛り上がりました。
ペットのことについてとても勉強になったのではと思います。
私たちもクイズを作る過程で知らないことを知るよいきっかけにもなっています。
※可愛いペットの写真をプレゼント
Lor2Lサイズのいろんなペットの写真です。
毎年学童たちにプレゼントしていますが、とても喜んでくれます。
※感想文の作成
学童全員に、実施した内容についての感想文を作成してもらいました。
感想文はただいま熟読中です。
学童たちの素直な気持ちが伝わってきていろいろと貴重なことを知ることができ、活動を行っていく上でとても参考になります。
【振り返って・・・】
この行事は弊会が発足してから毎年実施しており今年で11回目となり、今までで最多の人数となりました。
関係者の方々のご理解・ご支援に感謝し、今後も継続して進めていくことが私共の使命と思っております。
純真な心を持った子どもの時に動物愛護というものを学んでもらい、動物愛護の輪が広がり日本が欧米先進国に劣らない動物愛護先進国になるように社会貢献してくれることを願っています。
先生方にはたいへんお世話になりました。