10歳の少女がテレビの人気番組に抗議
「どんな生き物にも生きる価値がある」
2019年4月14日(日) Sponichi Annex
歩行器を付けているニワトリの「グラナイト・ハート」(AP)
米NBCの人気番組「サタデー・ナイト・ライブ」に対して、バーモント州在住の10歳の少女、アローラ・ウッドさんが「ジョークであるのはわかっているけれど、これが犬だったらどんな反応だったでしょう。体の大きさに関係なく、どんな生き物にも生きる価値があります」と痛烈な批判を突き付けた。
1975年から続いているこの番組では「ウイークエンド・アップデート」というコーナーがあるが、ここでウッドさんが飼育しているペットのニワトリ(名前はグラナイト・ハート)を紹介。
AP通信によれば、このニワトリは生まれつき脚が不自由で、ウッドさんはニューハンプシャー州の会社から専用の歩行器を取り寄せてグラナイト・ハートに装着させていたが、番組の司会者が「彼女が食べちゃったほうがいいかも」と語ったことで、10歳の少女を怒らせる結果となった。