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杉本彩が「議員の獣肉問題」に大激怒!

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杉本彩が「議員の獣肉問題」に大激怒!
 代表を務める動物愛護団体を通し、辞職要求で再び賛否両論に

2019年3月22日(金) 文=日刊サイゾー編集部

 
杉本彩公式Instagramより

歌手のマドンナなど世界のセレブたちがこぞってベジタリアン、もしくはヴィーガンであることを表明するなど、肉食を嫌悪、あるいは動物たちの権利などを見直す世界的な潮流が生まれつつあるのが現状だ。
そんな中、とある町議会議員の行ったSNSへの投稿が物議を醸している。
問題となったのは、福井県大飯郡高浜町の町会議員である児玉千明議員が、Facebookへ投稿した写真だ。
福井県猟友会高浜支部に所属しているハンターでもある児玉議員は昨秋までに、吊るされた獣肉の前で包丁を持ちながら白目をむいた写真や、内臓を摘出して吊るされた熊の写真とともに、「くそいい匂いがします! これが熊さんのオイニー!」とコメントを付けた内容を投稿。
これがSNS上で問題視され、炎上状態となった。
児玉議員は鳥獣処理の悪いイメージを払拭するのが目的だったと投稿の意図を説明し謝罪。
既にこれらの問題視された投稿を削除している。
しかし、いまだにネット上ではそれらの投稿のスクリーンショットが出回っており、いまだに批判が相次ぐ状況となっている状況だ。
さらにこの件に対して新たな動きが起こったのは3月13日。
女優の杉本彩が代表理事を務める公益財団法人「動物環境・福祉協会Eva」が、児玉議員の辞職を求める要望書を高浜町議会事務局に送付したのだ。
要望書によれば、「議員の立場にありながら、SNSで命を軽視するような行為を是認することは、大人だけでなく子どもの倫理観の欠如を助長させることにつながる」として、議会に児玉議員の辞職を要求している。
この件について、ネット上では「下品な表現の投稿を、公人である議員ならすべきじゃない」「早く辞めろ」「これはダメな投稿だわ」と批判する意見も多いが、一方で「なんで叩かれてるのかまったくわからん」「動物愛護団体に嫌悪感がますます強くなったわ」「まぐろの解体も毎年見せているメディアにも抗議やな」と、児玉議員への擁護も多く見られ、賛否両論の状態となっている。
「まあ……批判を浴びるのも仕方ない部分はあるんじゃないでしょうか。もちろん、僕も含めて、猟をする人間であれば、こうした現場はそれなりに日常ですよ。だからああいう写真を撮ってしまう気持ちもわからなくはないです。ただ、結局それって、世の中に公表するものじゃないんですよ。それこそ同じネットで言えば、ファミレスや回転寿司でちょっとふざけただけでも、あんな状況になるのにね。また、やっぱり動物愛護団体しかり、結構今は微妙な時代ですから。ある意味で挑発だと思われても仕方ない部分がありますよね。神妙な顔……とまでは言わなくても、あんなふざけた感じでなければ、こんなことにはなっていないでしょうし」(某県猟友会所属)
また、この出来事を通じて狩猟への印象が悪化することについての懸念もあるようだ。

メディア出演もしていた児玉議員
「例えば、農水省の発表している鳥獣による農作物の被害は、全国で164億円に上っています。ここのところ毎年減っていますが、それでもまだかなりの額ですよね。こういう被害を駆除や管理捕獲などによってある程度軽減させているのは、我々ハンターという部分がそれなりにあると思っています。でも、猟友会に所属する人々はかなり高齢化の波を迎えてまして、若い人たちにも狩猟をやって欲しいなという状況なんですよ。児玉さんはメディアへの露出もありましたし、若いハンターとしてこうした流れを作ってもらえればと思っていたんですが……」(同)
動物の命や食肉に対するスタンスなど、センシティブな問題に関して、不用意な投稿を行ってしまった児玉議員。
議員としてはあまりに配慮を欠いた行動であったことは確かだが、果たして今回の炎上騒ぎの結末はどういったものになるのか。
今後に注目したい。


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