防犯カメラに“虐待”の様子 猫をけり上げ 引きずり・・・
2019年3月19日(火) FNN東海テレビ
SNSに投稿された、ある動画。
男がとった行動に波紋が広がっている。
懐中電灯で猫を照らす男。
突然、猫をけり上げようとする。
これは、3月8日の夜、三重・鈴鹿市で、建物内の防犯カメラがとらえた映像。
さらに16日には、袋から餌を取り出し、猫たちをおびき寄せる様子が。
男は、近づいてきた1匹の首に、ひものようなものを巻きつけ、暴れる猫を連れ去っていった。
猫の世話をしている女性は、「あの映像を見た日から吐き気が止まらずに、ご飯もまったくのどを通らないので。夜、目をつぶれば、あの子の悲鳴が聞こえるような気がして眠れない。とにかく早く帰ってきてほしい」と訴えた。
十数年前から、捨てられた猫たちの世話をしている女性。
建物の所有者の了承を得て、敷地内で38匹の猫の世話を続けていた。
連れ去られたのは、「はと」と名づけられた、生後半年ほどのオス猫。
その安否は、まだわかっていない。
異変の始まりは、2018年の10月ごろ。
発泡スチロールで作った猫用の小屋などが、何者かに破壊されたという。
猫の世話をしている女性は、「上から重たいレンガとか石を投げつけて、もうボロボロ。ひどい状態でした」と話した。
この出来事をきっかけに、防犯カメラを設置。
そして、3月8日の午後10時半すぎに映ったのが、猫をけり上げようとする映像だった。
その8日後の16日、午後3時ごろに撮影された映像。
男は青っぽい色の服を着て現れ、袋から餌を出して猫をおびき寄せた。
すると、男は餌の袋からひもを取り出し、夢中で餌を食べる猫の首に巻きつけた。
猫の世話をしている女性は、「同じことをしてやりたい。自分がこういうことをされたときの苦しみって、考えられる人は考えられるのに、それができない。人間じゃないなと思います」と話した。
女性は、動物愛護に取り組む鈴鹿市内のNPO(民間非営利団体)を通じ、17日、警察に相談。
警察は、動物愛護法違反の疑いもあるとみて捜査している。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20190319-00414501-fnn-soci
You Tubeより
https://www.youtube.com/watch?v=KWsR1nGXqgU
https://www.youtube.com/watch?v=AuVRrqB3Ybs