Quantcast
Channel: 動物たちにぬくもりを!
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3575

セラピー犬招き命の大切さ学ぶ

$
0
0

セラピー犬招き命の大切さ学ぶ
 福井・和田小 児童ら交流楽しむ

2019年1月24日(木) 中日新聞&日刊県民福井


北川広美さん(左)の指導でセラピー犬「北川ラッキー」の頭をなでる児童=福井市和田小学校で

特別支援学級の児童が、セラピー犬と触れ合うことで命の大切さを学ぶ授業が23日、福井市和田小学校であった。
昨年12月に続いて2回目。
児童は犬の頭をなでたり、耳を触ったりしながら、楽しそうな表情を浮かべた。
犬は、日本アニマルセラピー協会(神奈川県大和市)から認定を受けたミックス犬「北川ラッキー」(オス、七歳)。
協会公認のアニマルセラピスト、北川広美さん(54)=福井市二の宮二丁目=らが訓練し、おとなしく賢くてほえない。
この日の授業では、特別支援学級の2~6年の15人に、北川さんが「働く犬には警察犬、盲導犬、聴導犬、介助犬とセラピー犬がいます」と教えた。
働いている犬への注意点を問われた児童は「仕事をしている時は触れてはいけない」と答えた。
その後、北川さんが「犬は会話はできないが、心は通じます。温かいラッキーの体を触ってください」と呼び掛けた。
児童は順番に、手押しのカートに乗った犬の頭や耳、体全体をなでた。
北川さんは「前回の授業では、犬を怖がっていた児童がいたが、みんな笑顔になれてうれしい。他の小学校でも活動していきたい」と喜んだ。
普段は見せない児童の表情に、鈴木千鶴教諭は「犬との再会を楽しみにしていた。触る順番を守れて良かった」と話した。
同校の特別支援学級では自閉症・情緒障害と、知的障害の児童が学んでいる。
授業は生活単元学習・自立活動の一環で行われた。
(青木孝行)


Viewing all articles
Browse latest Browse all 3575

Trending Articles