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岐阜でミニブタ2頭検査なく処分

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岐阜でミニブタ2頭検査なく処分 豚コレラ予防名目、愛護法違反か

2018年12月4日(火) 共同通信

 
安楽死させられたミニブタが飼育されていた「ぎふ清流里山公園」。右奥は豚舎=12月、岐阜県美濃加茂市

豚コレラが発生した岐阜県で、県営の「ぎふ清流里山公園」(同県美濃加茂市)が飼育していたミニブタ2頭を、公園を管理する事業者が検査のないまま感染予防目的で殺していたことが3日、分かった。
農林水産省は「適切に管理していれば殺す必要はない」としており、家畜伝染病予防法に基づく殺処分には当たらず、動物愛護法に抵触する恐れがある。
関係者によると、公園は指定管理者制度で運営されており、管理事業者が11月22日、「確実な防疫のため処分したい」と電話で県に相談。
県は「やむを得ない」と判断し、27日夜に地元の獣医師が安楽死させて園内の敷地に埋めた。
 
外部サイト
岐阜の養豚場で消毒作業終了 豚コレラウイルス検出で
豚の死骸混ぜた堆肥搬入 豚コレラ検出された岐阜市の農場
豚コレラ、関係13養豚場は陰性 岐阜県、近隣住民に説明会

 

予防措置でミニブタ殺処分、動物愛護で論議も 美濃加茂の県有観光施設

 2018年12月4日(火) 中日新聞

岐阜市内の養豚場の豚が家畜伝染病「豚コレラ」に感染した問題で、岐阜県美濃加茂市の県有観光施設「ぎふ清流里山公園」(旧・平成記念公園日本昭和村)の触れ合いコーナーで飼育されていたミニブタ2頭が殺処分されていたことが、県への取材で分かった。
県は感染を広げないための予防的措置と説明しているが、殺処分に明確な法的根拠はないという。
過剰な反応として動物愛護の観点から論議を呼ぶ可能性がある。
県によると、公園は指定管理者の民間業者が運営。業者側に殺処分の判断を求められた県は「豚コレラが発生した場合の周辺の養豚場への影響を考えるとやむを得ない」として、11月27日に獣医師が2頭を薬殺し敷地内に埋めた。事前に国に報告したという。
2頭は2014年から園内で展示用に飼育されていた成獣。
来場者が近づけるようになっていたが、感染対策のため11月下旬から周辺の約1500平方メートルが立ち入り禁止となっていた。
県内では同16日、岐阜市畜産センター公園で展示していた豚の感染が判明し、半径10キロ圏が搬出制限区域となり、豚の出荷などが禁止された経緯がある。
農林水産省家畜防疫対策室の担当者は「県の判断であり、国としてコメントはない」と話している。


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