犬・猫の殺処分、過去最少・・・初めて5万匹下回る
2018年11月1日(木) 読売新聞
環境省は1日、全国の保健所などで殺処分された犬と猫の数について、2017年度は初めて5万匹を下回り、過去最少になったと発表した。
犬8362匹、猫3万4865匹の計4万3227匹だった。
30万匹近かった08年度からの10年で大幅に減り、環境省の担当者は「地方自治体や愛護団体による譲渡が奏功した」とみている。
また保健所などに引き取られた犬や猫が、地方自治体や動物愛護団体などを通じて返還・譲渡された数は計5万6814匹で、うち犬は2万9954匹、猫は2万6860匹。
殺処分も含めた全体の中で所有者不明の犬は89%、猫は82%だった。
残りは飼い主から引き取るなどした。
ーーーーーー
以下、環境省の統計データより(byぬくもり)
◆平成29年度 犬・猫の引取り・処分状況
◆全国の犬・猫の引取り数の推移
◆全国の犬・猫の返還・譲渡数の推移
◆全国の犬・猫の殺処分数の推移
◆平成16~29年度の犬・猫の引取り・処分状況