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福井県動物管理指導センター開所

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犬猫の命つなぐ 福井にセンター開所

2018年4月23日(月) 日刊県民福井


新たに設置された犬や猫の不妊手術などをする検査・治療室=22日、福井市の県動物管理指導センターで

治療や訓練、運動施設
県動物管理指導センターが福井市徳尾町に整備され、23日に業務を始める。
これまで県内6カ所の健康福祉センターで分担してきた犬、猫の保護や引き取り相談などの業務を2カ所に集約し、施設で死ぬ犬、猫がゼロになることを目指す。
(片岡典子)

県によると、センターは他県の動物愛護センターに当たる施設で、今年2月時点で未整備の県は福井を含め全国で3県のみだった。
センターは県が16、17年度で総事業費約2億5千万円を投じ、新たに購入した約4460平方メートルの敷地に378平方メートルの木造平屋の建物を建設。
不妊手術などをする検査・治療室やトリミング室のほか、飼い主講習など、動物愛護の啓発活動に使う研修室も備える。
敷地内には広場やドッグランも設けた。
センターでは、成犬15匹、成猫30匹を飼育可能。
引き取られた犬猫は、新たな飼い主が見つかるまで、人慣れやしつけの訓練などを受けて過ごす。
敦賀市の二州健康福祉センター内にあった施設を改修した嶺南支所は短期滞在の犬、猫を中心に飼育する。
昨年度、県の健康福祉センターでは、61匹が病死や自然死したものの、薬殺処分はゼロだった。
一方で、飼い主が見つからず半年近く滞在する動物もいて、県医薬食品・衛生課の高原悠企画主査は「今まではできなかった運動やしつけなどができ、より良い環境で長期飼育できるようになった」と話す。
22日に管理指導センターであった開所式には、県議や地域住民ら約60人が参加。
山田賢一副知事は「センターをしっかり機能させ、人と動物が共生する社会を目指したい」とあいさつした。



犬猫の保護業務を集約、施設完成
福井県動物管理指導センター 

2018年4月23日 福井新聞


テープカットする山田賢一副知事(左から3人目)ら=4月22日、福井市徳尾町の福井県動物管理指導センター

犬猫の保護・引き取りや相談業務を一元化し、動物愛護の普及啓発を推進する福井県動物管理指導センターが福井市徳尾町に完成し4月22日、開所式が行われた。
山田賢一副知事はあいさつで「動物愛護管理行政にとり大きな一歩。センターを中心に、人と動物の共生する社会を目指す」と述べた。
同センターは敷地面積4460平方メートルで、建物は木造平屋建て378平方メートル。
県内6カ所の健康福祉センターが行っていた犬猫の保護や引き取り、相談業務を集約する。
成犬15匹、成猫30匹が収容可能で、運動場「ドッグラン」を備える。
不妊去勢手術やマイクロチップを挿入したりする検査・治療室や、動物の体毛をカットして整えるトリミング室、引き受け希望者と保護犬猫が出会う「ふれあいルーム」といった譲渡を促進する設備が新設された。
さらに多目的ホールでは、犬や猫の飼い方講習会やしつけ教室により適正な飼育を呼び掛けるほか、動物愛護の精神を育んでもらう児童対象の「動物ふれあい教室」といった啓発活動も行う。
開所式にはセンター整備計画に関わってきた県動物愛護管理推進協議会委員や地元自治会から約50人が出席。
施設内の見学も行った。
23日から業務を開始する。
開所時間は、土日祝日を除く午前8時半から午後5時15分まで。
問い合わせは同センター電話=0776(38)2212。


犬猫の保護・譲渡拠点 福井に新設 

2018年4月23日(月) 読売新聞


県動物管理指導センターの開所を祝い、テープカットする関係者(福井市で)


不妊去勢手術もできる検査・治療室(福井市で)

◇治療など施設整備
犬や猫の保護・譲渡や動物愛護を専門に行う拠点施設「県動物管理指導センター」が福井市徳尾町に新設され、22日、開所式が開かれた。
各保健所にはなかった、治療や譲渡希望者のための専門施設も備えており、関係者は「より多くの動物の命を救って飼い主を見つけられるようになる」と期待する。
23日に業務を始める。
県によると昨年度、県内6か所の健康福祉センター(保健所)が新たに収容した犬と猫は計526匹。
370匹を譲渡し、殺処分はゼロだったものの、多くは衰弱した状態で保護され、飼い主が見つかる前に61匹が施設で死んだという。
新センターは木造平屋で敷地面積約4460平方メートル。
感染症の治療や不妊去勢手術をする検査・治療室、伸び伸びと運動できるドッグラン、譲渡を希望する人と犬や猫が1匹ずつ対面できる「マッチングルーム」などを備えた。
ペットのしつけに悩む飼い主向けのセミナーや動物ふれあい教室を開く多目的ホールもあり、動物愛護の啓発も担う。
この日の開所式には、県幹部ら約60人が出席。
山田賢一副知事が「人と動物が共生する社会を作り、多くの犬や猫が新しい飼い主に出会える場所になってほしい」とあいさつし、関係者がテープカットした。
吉田靖センター長は「保護・譲渡の業務を適切に行い、1匹でも多くの命を守りたい」と意気込む。
問い合わせは同センター(0776・38・2212)。


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