映画「ノー・ヴォイス」 〜 捨てられる命ゼロを目指して!
監督・脚本・原作/古新 舜
日本の犬猫殺処分数が諸外国に比べ、大変多いことを知り、新しい飼い主さん探しをされている団体や自治体の取り組みを取材しながら、3年掛けて制作に向き合って参りました。
動物との共生のあり方を考え、どうしたら殺処分を減らしていけるかを幅広く発信していくための映画です。
2014年以降は、東京以外でも映画館興行、自主上映を行いますので、本作にご関心ありましたら、ぜひお声がけ下さい。
この映画を通じて、大人のみならず、子供たちが今、日本で起きている社会問題を見つめ、考えるきっかけにしてもらいたいと思っています。
制作協力/今西乃子(児童文学作家)
映画「ノー・ヴォイス」は、私たちが本来あるべき人としての在り方、生き方、そして幸せとは何か―、を描いた作品です。
見る者に何かを教えてくれるのではなく、見る者が何を、どう気づくことができるのか、が問われる作品なのです。
登場人物の些細なしぐさ、言葉の中に隠された真のメッセージに耳を傾けてください。
きっと、映画を見終えた時、心の中がすっと透くような感動に包まれるでしょう。
「捨て犬」の話を描いた物語ですが、実は「犬」の話ではなく、私たち人間の心の問題を取り上げたヒューマン・ドラマなのです。
我が家の愛犬・未来も、動物愛護センターでの殺処分前日、九死に一生を得て私のもとへやってきた元「捨て犬」です。
小さな命に「奇跡」を起こすのは、神様ではなく、私たち人間なのだということを映画「ノー・ヴォイス」は語ってくれます。