戌年にちなんで「犬」にまつわるアレコレをランキングでご紹介!
2018年1月3日(水) tenki.jpトピックス
今年はサッカーのワールドカップも楽しみだワン!
年が明けて早くも3日。
今年は冬季五輪やサッカーワールドカップなど、スポーツの一大イベントも次々と開催されますが、果たしてどんな年になるのでしょうか・・・今からワクワクしちゃいます。
そんな2018年の干支といえば「戌(犬)」。
十二支の中でもとくに身近な動物なので、何となく親しみを感じますよね。
今年の年賀状に愛犬の写真を使った人も多いのではないでしょうか。
そこで今日は、今年の主役「犬」にフォーカス! 「犬好きな都道府県は?」「日本や海外で人気の犬種は?」・・・などなど、統計データのランキングとともにご紹介します。
■犬の人口比は太平洋側で高く、日本海側で低い傾向に・・・
47都道府県ごとに、地域に根ざした文化・風土や県民性もさまざまな日本。
では、犬を飼っている人が多い県はどこだと思いますか。
厚生労働省の統計「都道府県別の犬の登録頭数と予防注射頭数等(2016年)」によると、犬登録頭数(飼育頭数)が最も多いのは香川県で、人口100人あたり7.23頭。
最も少ないのが東京都で、人口100人あたり3.81頭となっています。
さて、皆さんが住んでいる地域はいかがでしょう。
この統計から犬の人口比を全国的に見ると、日本海側より太平洋側で高く、とくに年間の日照時間が長い地域ほど高くなる傾向が見られます。
犬は散歩が欠かせないことから、晴れの日が多く降雪量か少ない(=散歩に行きやすい)地域ほど犬が多く飼われているといえそうです。
また、犬の人口比が東京・大阪で低いのは、大都会の住宅事情では犬が飼いにくいことや、1人暮らし世帯(=留守が多く世話ができない)が多いことも関係しているようです。
■小型犬ブームの日本で大人気のトイ・プードル&チワワ
では、いま日本ではどんな種類の犬が人気なのでしょうか。
2017年の人気犬種(多く飼われている犬種)ベスト20をご紹介しましょう。
20年ほど前には、大型犬のシベリアンハスキーがブームとなりましたが、ここ最近はトイ・プードルやチワワなどの小型犬に人気が集中しているようです。
とくに、トイ・プードルは8年連続で1位と不動の人気を誇っています。
ところで、小型犬ブームの火つけ役といえば・・・そう、「アイフル」のテレビCMに登場したチワワの「くぅーちゃん」ですよね!
あのウルウルの瞳に、キュンキュンきちゃった人も多いのでは・・・?(笑)
※ランキング集計方法/2016年1月1日~12月31日に「アニコム損害保険」のペット保険に新規契約した0歳の犬9万3149頭の犬種を集計
■イギリス・アメリカでは大型犬のラブラドール・レトリバーが1番人気
一方で、イギリスとアメリカのケンネルクラブが発表している人気犬種ランキングを見てみると、日本とはだいぶ顔ぶれが異なるのがわかります。
日本では室内飼いが7割を占めることから、マンションなどで飼いやすい小型犬が好まれますが、イギリス・アメリカでは中型・大型犬がランキングの上位を占め、いずれもラブラドール・レトリバーが1番人気となっています。
その理由としては、庭付きのフラットや一軒家に住む飼い主が多く、とくにアメリカは大型犬でも電車に乗れるなど、交通環境が整っていることも関係していると見られます。
── さてさて、犬のあれこれランキング、皆さんはどう思われたでしょうか。
飼育環境や犬種が異なっても、昔から犬が人間の良きパートナーであることに変わりはありません。
どんな犬だって愛犬家にとってはかけがえのない存在です。
とくに干支を務める2018年は、いろいろな場所でワンコが注目を集めそうですよね。
ニャンコに飼育数を抜かれたって、今年の主役は譲らないワン!!