【ねこの日ニュース】
音楽、映画、カフェ・・・
ねこブームはまだまだ盛り上がる!
2017年2月22日(水) Suits-woman.jp
にゃんにゃんにゃん! 今日は2月22日、「ねこの日」です。
とどまることを知らないねこ人気。
いまやペット数でも犬を追い越さんばかりの勢力拡大中、いつの間にか「ねこの日」までできて・・・と思っていたら、「ねこの日」ができたのは1987年だそう。
愛猫家たちがペットフード協会ともに制定したとのことです。
2を「にゃん」と読むあたり、時代を感じます。
『ねこのための音楽ー Music For Cats』 ユニバーサル ミュージック2,222円(税抜き)
ねこといっしょに人間も癒される音楽が誕生。
ねこ好きにぜひ聴いてほしい、そして、おたくのねこちゃんにぜひ聴かせてほしいのが、本日発売されたCD『ねこのための音楽』です。
にゃんと! タイトル通り、ねこのために作曲された音楽なのです。
作曲したのはねこ・・・じゃありません。
アメリカの名門ワシントン・ナショナル交響楽団のベテランチェロリストであり、作曲家のデヴィッド・タイさんです。
デヴィッドさんはクラッシック演奏家としての活動だけでなく、動物の研究者と組んで動物の聴覚を研究し、ねこの聴覚も研究しました。
そして「ねこが反応する音を観察して、猫の気持ちを理解しました」(デヴィッド・タイ)。
人は母のお腹の中にいるときに、母の鼓動や、外界の音を聞いて聴覚が発達させていきます。
(その影響で、人間にとっていちばん落ち着く音楽の速さは母胎で聴いた鼓動のスピードと同じです)
ところが、ねこは母胎にいるときはまだ耳が聞こえてなくて、生まれてから聴覚が発達します。
鳥のさえずり、母乳を吸う音、母ねこの喉のごろごろ・・・などなどが、子ねこにとって初めて聴く音であり、母ねこと過ごす心地よい時間の音・・・となります。
デヴィッドさんはねこの好きな音、メロディーを研究し、ねこのための音楽を作曲したのです。
『ねこのための音楽』をかけると、ねこがスピーカーに近寄ってゴロンゴロン。
なんとも気持ちよさそうな顔で目を細めます。
音楽のベースには、ごろごろ・・・、ZZZ・・・と、ねこが喉を鳴らすような音が流れています。
これ、人が聴いても心地いいんです。
ねこのための音楽は人間が聴いてもリラックスできる音楽。
きっとねこちゃんといっしょにごろごろできます。
映画『ねこあつめの家』
『ねこあつめの家』4月8日より 新宿武蔵野館ほかにて全国ロードショー。(C)2017 Hit-Point/『映画ねこあつめ』製作委員会
映画になった『ねこあつめ』にどれだけ集まる?
2014年の発表以来、全世界1900万ダウンロードを記録した大人気アプリ「ねこあつめ」。
ゴハンと座布団や段ボール、こたつなどのグッズを置いておくだけ、あとはねこが来るのを待つだけ、来たら眺めるだけの癒やしアプリが、にゃんと! 映画化されます。
4月8日公開の『ねこあつめの家』。
舞台は片田舎の古民家。
そこに引っ越してきたのは、大スランプに陥った人気作家(伊藤敦史)です。
転地療法でなんとかスランプを脱しようと試みますがむなしく過ぎる日々、ある日、庭先にねこがふらりと現れて・・・。
作家を励ます編集者(忽那汐里)、ペットショップの店主(木村多江)らが脇をしっかりと固め、主役はもちろんねこたち。
アプリ「ねこあつめ」でおなじみのねこ(ちゃはちさん、くろねこさんなどなど多数)に加えて新人ねこも登場。
座布団や壺などのグッズ類もかなりリアルに(?)実写化されているので、ファンにはたまらないでしょう。
もちろんアプリ未経験者も、もふもふのねこたちと、ゆるゆるのストーリーに、たっぷり癒されることでしょう。
いっしょにもふもふしたいね。
飼い主と出会いたい「保護猫カフェ協会」設立
ねこ人気の一方で、捨てられるねこは今も後を絶ちません。
捨てねこたちは処分される運命にあり、胸が痛みます。
捨てねこや野良ねこたちと飼い主のマッチングの場は全国に増えつつあります。
1匹でもたくさん救おうと、本日ねこの日、全国8店が集まって『保護猫カフェ協会』が設立されました。
東京豊島区にある「NPO法人東京キャットガーディアン」はそのひとつ。
飼い主との出会いの場を提供するとともに、去勢・避妊手術をする病院の運営や、ペットといっしょに住めるマンションの紹介なども行っています。
本日ねこの日。
1匹でも多くのねこちゃんが幸せになれますように。