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デヴィ夫人のブログ「保護猫カフェが横浜に」

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デヴィ夫人のブログ「デヴィの独り言 独断と偏見」より

2017年01月13日

「保護猫カフェ」が横浜に 

皆さま ごきげんよう。
私には現在13匹の可愛いワンちゃん達家族としており、他に2匹のパグがちょっと別れて住んでおります。
 先日 私のクリスマス・パーティで藤村晃子さん(日本動物虐待防止協会理事)をご紹介しました。
彼女は今、飼い主のいない ”わんちゃん 猫ちゃん” を助ける活動に取り組んでいます。
これは動物だけの問題ではなく、人として命にどう向き合うのか という人間性、社会性の問題なのだと思います。
「殺処分0(ゼロ)」という言葉が浸透しておりますが、行政施設の殺処分がゼロになるだけでは解決しない問題です。
なぜなら、センターの収容施設をゼロにするためには、引き取りボランティアさんに負担がいってしまうからです。
動物愛護法第2条では、「動物が命あることをかんがみ、何人も動物をみだりに殺し、傷つけ、または苦しめることがないようにするのみではなく、人と 動物の共生に 配慮しつつ、その習性を考慮して適正に 取り扱うように しなければならない」と書いてあります。
それなのに、実際は猫を汚いから、うるさいからとセンターに持ち込み殺処分している。
”餌やり禁止条例”を作って飢えさせている。
また、逆に、”無責任に餌だけを与えて増えたら殺処分する”という おかしな人もいるようです。
そのことが とても悲しいと思います。
猫を引き取ってから譲渡するまでには、多くの金額がかかります。
でも 保護団体さんは一生懸命やっています。
ですが、保護猫から猫を飼うという習慣が根付いていないという現状があります。
「殺処分ゼロ」というならば、捨てる猫を減らす、「不妊・去勢」を徹底化させるということを行政が ”力“ を入れるべきです。
又、より多くの保護猫を引き取らせるための活動にも行政が力を入れる必要があるのではないでしょうか。



”保護猫”に一体どれくらい費用がかかるのでしょう?
東日本大震災では保護も行っていた藤村晃子さんに聞いたところによると、
◇ワクチン代 約3000円~6000円 年間 10000円以上、三種混合と五種混合がありますが、三種混合が主流です。
五種は副作用が強く出てしまう猫ちゃんもいるそうです。
生後2か月と3か月に1回、そのあとは年に1回づつ打ちます。
◇不妊・去勢の手術 15000円~30000円(男の子)、20000円~40000円(女の子)、女の子の方が若干高めです。
子宮が体の中にあるため、開腹手術が必要だからです。
それに毎日の食費、また、病気になった場合は程度にもよりますが、処置入院すれば1日1万~2万以上かかることもあります。
寄付だけではまかないきれず、働いたお金を、かなりの額を補填することもあるそうです。
このままでは、活動が疲弊してしまう危機感を抱いた藤村さんは、「保護猫カフェ」という 譲渡もできて、命の教育もできる カフェを設立させようとしています。

 

保護猫カフェを設立することで、保護猫という存在を多くの人に知ってもらえる他にも、カフェに遊びに来たお客さんが、新しい家族として迎え入れてくれる機会を作るそうです。
また、猫ホテルも 併設することで、そこからの収益を医療費に補填することもできます。
 今は、その施設を作るために、クラウド・ファンディングに挑戦しています。
詳しくは下記のURLをご覧ください。
https://readyfor.jp/projects/Miracles
無理のない範囲で、応援いただけると嬉しいです。
猫は、殺処分しても良いという法律は、日本にはないのに、捕獲されたり、飼い主が捨てたりした猫は、センターに持ち込まれ、(生かすセンターもあるでしょうが)9割が殺処分されるそうです。
しかもそれは 私たちの税金です。
その流れを変えるには、もっと多くの人が、保護猫を選択する世の中になり、地域の猫ちゃんには不妊・去勢をして産ませないように努力し、”命を捨てない社会づくり”が大切です。
まずは「捨てられる命をゼロ」にするべきなのです。
藤村さんの団体、「日本動物虐待防止協会」では、動物福祉教育にも 力を入れています。
「愛護動物虐待防止管理士」という資格も発行しています。
私も 今年3月に 講義を受けて、この資格を取りました。
http://www.nipponspca.com/family.html

野良猫は汚い、不潔、だから殺してもいい、という風潮をみなさんと一緒に変えていきたいものです。
どんな命も大切な命。
その猫ちゃんの”猫生”を最後まで、慈しみ守ってあげたいですね。
そんな日本の方がもっと増えて欲しいと願っています。
理解者が増えることで、動物愛護先進国になってほしいものです。
ぜひ、シェアや支援の応援をよろしくお願いします。

日本動物虐待防止協会(NIPPON SPCA)
「保護猫の家」クラウド・ファンディング
支援期限は1月24日、達成しないと実現できないそうです。
 それまでに、皆さまのお心遣いをぜひお願いします。
https://readyfor.jp/projects/Miracles



藤村晃子さんのブログ「本日も・・・aki日和♪」


東日本大震災や、熊本震災の救援活動で、ご一緒させていただいてます。
デヴィ夫人が、ブログで猫問題について取り上げてくれました。
発信力の強い方が、動物福祉について語ってくれることは大きな励みになります。
http://ameblo.jp/73akiko/page-1.html#main


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